ケムリクサ

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ケムリクサ』は、日本アニメ作品

概要[編集]

自主制作アニメとして公開されていた。2019年1月よりテレビアニメが放送を開始し、3月まで全12話が放送された。 また、最終回の翌週、監督・たつき氏のツイッターアカウントで「12.1話」が公開された。

ストーリー[編集]

飲み水にも乏しい廃墟の様な世界で、ケムリクサという謎の植物を活用しながらあかむしと日々戦っているりんりつりなたち。ある日、みんなは水の中から現れたあかむしなのに話ができる存在と出会う。その存在は自分を人というわかばというものであった。

わかばに対しては何やら調子がおかしくなるりん。そのことを気にしつつもわかばの言葉を聞いて島の外に出ることを決めるりん。そうして、わかばも含めてみんなで水を求めて島の外に出るのであった。

登場人物[編集]

姉妹は「得意な感覚」は著しく優れているが、そうでない感覚については鈍い。 水分は必要だが、食事の必要はないらしい。 また、りょくを除いて識字能力が乏しい。

りん
声 - 小松未可子
四女。ライダースーツの様な服装。実質の主人公である。
高い運動能力と電車の車両を持ち上げる程の怪力、それらに裏打ちされた戦闘能力を誇り、大抵のあかむしはりんが1人で倒してしまっている。
「視覚」の能力をりょくから受け継いでいるが、本来の能力は別にある。
過酷な環境で姉妹を守ってきたゆえ責任感が強く、わかばを危険視しているが、一方で彼のことを見ると何やら不思議な感触に襲われる。
「毒かも知れない」
りつ
声 - 清都ありさ
三女。みんなのお姉さん的存在。しかし1話時点で既にかなりやつれており、移動は「ミドリちゃん」なる植物に乗って行う。
猫耳が付いており聴覚に優れ、植物内部の音も聞く事ができる。喋る時は語尾に「にゃ」と付く。
りんの様に激しく動き回る事はできないが、ミドリちゃんを使役して戦う事も。
わかばとはよくケムリクサ談義をしている。
りな(りなっち、りなじ、りなよ、りなむ、りなこ)
声 - 鷲見友美ジェナ
五女。皆がメイド衣装の幼女の姿をした個体。元は1人の「りな」であったが、姉妹が欠けていき人手が足りないゆえ、ケムリクサの力により自身を分割した。語尾は「ナ」。
能力は味覚で、その辺の柱なども平気で食べてしまい、更に食べた物はいつでも取り出して使う事が出来る。
「りなむ」はエネルギーが足りないらしく、常に眠ったまま行動する。
「りなぞう」も存在したが、本編開始前に消滅してしまっている。
わかば
声 - 野島健児
水から現れた存在。若い男性の姿をしている。
当初あかむしだと警戒されていたが、あかむしに効くケムリクサが効かないため処理は保留となった。
識字能力があり、ケムリクサ全般に強い好奇心を示す。
姉妹の負担を考え旅立ちの決断が出来なかったりんを後押しし、りん達の旅は再び始まる事となった。
りく
声 - 天沢カンナ
次女。能力は触覚で、何でも触りたがる。微妙な温度の違いも判別できるらしい。ヤンキーの様な見た目だがドジッ娘。
ぶっきらぼうだが面倒見の良い性格をしている。
また、触覚に優れるためケムリクサの扱いが最も上手かった。
本編前に消滅している、はずだったが・・・・・・?
りょう
声 - 三村ゆうな
長女。能力は嗅覚。短いチャイナドレスの様な服装に鉄パイプ状の武器を持っている。
本編前に消滅している。
戦闘能力は随一だったらしいが、彼女曰く「本当はりんちゃんが一番強い」との事。
やや戦闘狂の気質が見られる。
りょく
声 - 関根明良
末っ子。眼鏡にセーラー服といった容姿。
本編前に消滅している。
自分たちの居る世界の仕組みについて最も熱心に調査していた人物で、多少の識字能力がある。
残念ながら姉達が軒並み学究・調査向きではない性格をしているため、生前はりょくの調査が活かされる事はあまりなかったが、彼女が遺したメモ書きはりつが保管しており、わかばに託された後世界の謎を紐解く鍵となっていく。
さいしょのひと
ある目的のため、自身を分割してりん達を造り出した人物。その正体は・・・・・・

各話リスト[編集]

本放送開始前
話数 公開日
- 2018年8月31日
0.5話 9月30日
0.6話 10月31日
0.7話 11月30日
0.8話 12月31日
0.9話 2019年1月2日
本放送
話数 脚本・コンテ・演出 作画監督
Episode.1 たつき 伊佐佳久
Episode.2
Episode.3
Episode.4
Episode.5
Episode.6
Episode.7
Episode.8
Episode.9

脚注[編集]


外部リンク[編集]