ケイくんとアヤメさんがルームシェア
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『ケイくんとアヤメさんがルームシェア』(Kei kun to Ayme san ga roomshare)は、ボマーンによる日本の4コマ漫画作品。
概要[編集]
『月刊まんがタウン』2011年8月号から2014年12月号まで連載されていた漫画作品。サブタイトルは、episodeで数える。
ストーリー[編集]
小学6年生の男子鈴森ケイは、仕事はできるが家事全般をできずに部屋がちらかっている29歳の女性アヤメとルームシェアをすることになる。ケイはアヤメをグータラだと思いつつも、女性として意識することも増えていく。
登場人物[編集]
- 鈴森 ケイ(すずもり ケイ)
- 本作の主人公。作品当初は12歳の小学6年生で後に13歳の中学1年生となる。眼鏡をかけており、髪はクセっ毛。だが、眼鏡を取ってプールに入るとクセっ毛もとれて女子のような見た目となり、ナンパされたりもした。両親が音楽家でツアーの旅に引っ越しを繰り返すために一人で住もうとしたが、両親が心配してルームメイトとして紹介されたアヤメと一緒に暮らすことになる。
- 両親が気ままなために炊事洗濯掃除と家事は一通りこなすことができるようになった。そのため、家事ができないアヤメの代わりに家のことを一通りやっている。そのため、アヤメをグータラ人間と思っているが、アヤメの仕事モードには驚かされている。また、アヤメの下着姿やお風呂上りの姿をみて異性として意識してしまっている。
- 両親がミュージシャンの「RING☆RING」であり、ピアノもうまい。それで親譲りの才能と言われるのは嫌だが、音楽自体は嫌いではない。アヤメに適当にやればいいとアドバイスされたことで校内合唱コンクールの作曲をやった。
- アヤメがアメリカ支社に仕事に行ったことで寂しくなる。そして、アヤメに本音を伝えて、アヤメが帰ってきてから一緒に暮らすことにした。
- アヤメ
- 本作のもう一人の主人公。作品当初は29歳で後に30歳。ケイの父親の弟のお嫁さんのお友達のお兄さんの娘という遠い関係だが、ケイのルームメイトとして暮らすことになる。
- 家ではグータラとして家事はケイ任せだが、会社ではシャキッとしたキャリアウーマンとなる。その変わり様はセイジも最初に別人だと勘違いするほど。会社では彼氏と同棲しているという噂がたったときに見栄をはって彼氏がいると嘘をついている。
- シドとでアメリカ支社に行くことになるも、ケイが18歳になるころには帰ってきてまた一緒に暮らすこととなる。
- 屋島 莉理(やしま りり)
- ケイのクラスメイトの女子。ケイに好意を抱いている。ツンデレならぬ「ツンヘタレ」と言われており、ケイに対して思い切ったアタックをできないでいる。そのため、宮本を通してケイの情報を手に入れようとしたりしている。胸が小さいことを気にしている。
- アヤメとケイがルームシェアをしていることを知り、アヤメに対して警戒心をもつようになる。そして、宮本の後押しもあってケイに告白しようとするも、アヤメと話すときのケイの笑顔を見て告白するのを辞める。その後、宮本に告白された。そして、ずっと近くにいてくれた宮本と恋人となる。
- 宮本(みやもと)
- ケイのクラスメイトの男子。莉理がケイとうまくいくように手伝わされている。わりと何でも聞いてくれると女子からは人気。
- ヘタレな莉理に代わってケイのことを色々と調べており、リリム様の星なるものを毎回貰っている。莉理がケイに告白するのをやめたことで、莉理にリリム様の星を全て渡して告白する。後に莉理と恋人となる。
- 三本松 セイジ(さんぼんまつ セイジ)
- 6話より登場。アヤメの会社の同僚。ちょっと変なイケメンと紹介されるなど黙っていればいい男と言われている。ナルシストであり、変な動きをよくする。だが、仕事はよくできており、変な動きがなければもっとできるだろうと言われている。料理もこなせる。
- ケイやアヤメの隣の部屋に住んでいる。アヤメとケイがルームメイトとして暮らしている場面を目撃するも、最初はアヤメの会社と家での変わり様に別人だと勘違いしていた。後に秘密を知られたと思ったアヤメが話してきたことで同一人物だと知る。
- 後にかずほと結婚している。
- 西青山 かずほ(にしあおやま かずほ)
- 24話(episode24)より登場。ケイたちの上に住んでいる。腐女子。29歳。ケイの女装姿は好き。
- ケイとぶつかってBLの同人誌を見られてしまう。それがきっかけでケイやアヤメと交流を持つようになる。実はアヤメと同じようにプライベートと仕事場では別人のようになり、仕事場ではキャリアウーマン。アヤメのライバル社のキャリア。
- 仕事場のときの格好で海に行ったときに三本松と会ったときも、普段家で話している人物と同じだとは気づかれなかった。アヤメもライバル社の社員だということをお互いに気づいていなかったが、三本松によってお互いに気づいた。それによって一時は離れなければいけないと思っていたが、かずほの涙を見た三本松のアイデアによって以前のように友人でいることとなった。
- 後に三本松と結婚している。
単行本[編集]
アクションコミックス(双葉社)より発売。全2巻。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 2013年4月12日(2013年4月12日発売) | ISBN 978-4-575-94378-8 | |
2 | 2014年12月27日(2014年12月27日発売) | ISBN 978-4-575-94436-5 |