グロック17

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グロック17(Glock17)とは、オーストリアに本社を持つグロック社が製造する拳銃である。9mmパラべラム弾を採用している。なお、「17」の意味は諸説あるものの、どれが正解かは判明していない。

概要[編集]

プラスチックを多用した銃であり、グリップやトリガーなどが金属でないため寒冷地での使用に際して支障が出ないメリットがある[注 1]。また、曲線を多用したグリップ部分とシンプルで直線的なスライドデザインは一目見てグロックとわかるデザインであり、1980年代に登場した銃でありながら現在でも遜色のないデザインである[注 2]。 現在でも改良を受けながら生産が続けられている息の長いモデルである。

派生型[編集]

グロック17をベースに様々な派生銃がリリースされており、射撃競技用モデルのグロック17Lや34、マシンピストルの18などをはじめ、使用する弾丸などに応じて別々のモデルナンバーが割り当てられている。

関連項目[編集]

  • H&K P9 - H&K P9Sのベースとなった銃で、世界初のプラスチック部品を使用した銃
  • H&K VP70 - 世界初のプラスチックを多用した銃

脚注[編集]

  1. 金属は極端に寒い環境下において皮膚とくっつくというアクシデントが発生しやすくなる
  2. もっとも、多くのゲームやフィクションにも登場し、フォーティファイブの愛称で親しまれるコルト・M1911はその名の通り1911年に登場した拳銃であり、100年以上前の銃であるがそのデザインは今なお人気が高い