グリーンクロス (ショッピングモール)
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グリーンクロス Green Cross | |
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店舗概要 | |
所在地 | 千葉県千葉市稲毛区長沼町93-1 |
開業日 | 1992年2月27日 |
閉業日 | 2003年2月2日 |
中核店舗 | イトーヨーカドー長沼店 |
店舗数 | 54 |
駐車台数 | 1381台 |
グリーンクロスは、かつて千葉県千葉市稲毛区長沼町93-1に存在したショッピングモール。
歴史[編集]
1992年2月27日に開店。イトーヨーカドーを核とするショッピングセンターの構想は1980年から存在したが、12年かけてようやくの開店となった。核店舗であるイトーヨーカドー長沼店のほか、専門店53店が入った「グリーンクロス」が出店した。周辺は他に大型店のない真空地帯で、車客の利用中心と見込んで駐車場を1381台確保していた [1]。イトーヨーカ堂は千葉市内には既に四街道店(1977年4月開店)、稲毛店(1978年4月開店)を出店しており、長沼店開店で地域支配を狙う構想であった[2]。開店当時は成田方面からも客を集め[3]、開店年度のイトーヨーカ堂の営業収益は4.6%増を記録した[4]。1994年には、イトーヨーカドー長沼店の売上が約81億円を記録した[3]。
しかしその後郊外型店舗の競争が激化[3]、千葉県中西部にイトーヨーカ堂の店舗が7店あることによる自社店舗同士の競合もあり[5]、2001年の売上は6割に落ち込んだ[3]。さらにオーナーが破綻[6]、2003年2月2日に閉店した[3]。イトーヨーカドー長沼店だった部分は改修され、2010年に高齢者向けマンション「スマートコミュニティ稲毛」となった[7]。
脚注[編集]
- ↑ “イトーヨーカ堂、2月27日「イトーヨーカドー長沼店」オープン”. 日本食糧新聞: p. 6. (1992年3月2日)
- ↑ “イトーヨーカ堂、千葉・長沼町に市内3店目を開店”. 日刊工業新聞: p. 23. (1992年3月4日)
- ↑ a b c d e “閉店セールに2万人訪れる イトーヨーカドー長沼店”. 朝日新聞: p. 35面千葉. (2003年2月3日)
- ↑ “ヨーカ堂「小売り一筋」で増収増益を死守 新設店舗が寄与”. 日経流通新聞: p. 6. (1992年10月20日)
- ↑ “巨大スーパーの模索 イトーヨーカ堂編③ 駅前押さえ「次は郊外」”. 日経流通新聞: p. 5. (1996年3月14日)
- ↑ “ヨーカ堂長沼店を閉店”. 日経MJ: p. 9. (2003年2月13日)
- ↑ “スマートコミュニティ 同社初事業として稲毛にコミュニティ型レジデンスを開発”. 建通新聞: p. 6. (2009年8月10日)