グッピー
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グッピー(学名:Poecilia reticulata 英名:Guppy)は、カダヤシ目カダヤシ科グッピー属に属する卵胎生メダカの一種である。
生態[編集]
雑食性で、藻類や小動物、有機物を捕食する。
原産地は、南アメリカ北部のベネズエラ、ギアナ、ブラジル北部、トリニダード島、バルバドス島など。日本でも沖縄県や温泉地などで定着している。
水質汚染や塩分に強く、下水溝や汽水域にも生息している。
精子は、雌の体内に託われることができ、1回の交尾で数回受精できる。
1回に 2~120尾の子グッピーを産み、2~3ヵ月で成熟する。
姿・形[編集]
大きさは、雌は6cmほどだが、雄は半分の3cmにしかならない。
雌は淡褐色で尾も短い。オスは体色が鮮やかで、尾びれが長い。
雄のしりびれは、ゴノポディウム(交尾器)になっている。
人間との関係[編集]
飼育[編集]
熱帯魚の代表種といってもいいほどポピュラーな種である。「ニジメダカ」「セイヨウメダカ」という和名もあるが、あまり使用されていない。
飼いやすいため、よく飼育されている。
品種改良がよく行われており、体色やヒレの形などが変異した品種が多く作られている。
移入[編集]
日本では、沖縄県などの暖かい地域や北海道等では温水域に分布する
沖縄では1960年に移入された。