クズ

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クズ (くず)は、植物界種子植物門被子植物亜門双子葉植物綱マメ科多年草である。

概要[編集]

繁殖力が強く、旺盛に伸びて他の植物や建築物に覆い被さる。

利用部位 根、葉
薬効 解熱、頭痛、発汗、肩こり、下痢止め
用法 外皮を除いて刻んだものを干し煎じる
採取時期 秋~冬
分布 日本全国
生育地 土手、斜面、線路沿い
生活型 多年草
大きさ つる性で約20m
花期 7月~9月
赤紫色の蝶形花を多数つける
3出複葉で大きく、裏に白い毛がある

利用[編集]

根から取れる葛粉和菓子に用いられる。葛根湯は風邪の初期に使われる漢方薬である。

その他[編集]

ヨーロッパでは帰化植物であり、侵略的外来種となって問題となっている。

参考文献[編集]

平野隆久『薬草』山と渓谷社2004年11日20日初版第5刷発行。