キュピコ! 〜ふしまつ天使のミスマネージメント〜
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『キュピコ! 〜ふしまつ天使のミスマネージメント〜』(キュピコ! 〜ふしまつてんしのミスマネージメント〜)は、山下文吾による日本の漫画作品。
概要[編集]
『週刊少年サンデーS』2012年12月号から2014年11月号まで連載された漫画作品。
ストーリー[編集]
銅の矢が刺さったことで女子から嫌われるづける日々を送る伏松節夫。そんなある日、キュピコが天界から落とされて、柚木夕海に片思いしている伏松を満足させて銅の矢を消滅させるために動くことになる。
登場人物[編集]
- 伏松 節夫(ふしまつ ふしお)
- 本作の主人公。小学校のころにキュピコが下界に捨てた銅の矢が刺さってしまい、6年間女子に嫌われる日々を送ることになり「キモ松」というあだ名をつけられてしまう。やることなすこと裏目に出てしまい、ラッキースケベや誤解を引き起こして女子に嫌われ続けている。
- 天界からキュピコが下りてきたことで自身が女子から嫌われる理由が判明。キュビコは自分が天界に帰るために金の矢を強引に伏松に刺そうとするため、それから逃げる日々を送る。
- キュピコ
- 愛の天使(プロキュピター)。毎日部屋に引きこもってゴロゴロしていたため、女神アカデミーも留年し続けていた。おかしを食べながらゲームや漫画を楽しむ生活を送って引きこもり生活を続けていたが、下界にポイ捨てしていた銅の矢が伏松に刺さっていることが判明。下界で伏松の銅の矢が消滅するまで天界を追放されてしまう。銅の矢が消滅する前に帰ろうとしても雷に撃たれてしまうため、無条件で女子にモテる金の矢を使って伏松の恋を成就させることで銅の矢を消滅させようと目論む。強引に夕海以外の他の女子も含めて伏松とくっ付けさせようとするため、伏松からは邪魔者扱いをされることもある。
- 30分だけ女神の姿となることができ、大人の女性になれる。ロマンチックアレルギーであり、ロマンティックなくさい場面を見ると吐いてしまう。
- 柚木 夕海(ゆうき ゆうみ)
- 身長158cm / B86・W56・H85
- 伏松が片思いしている女子。スポーツは好きだが運動音痴。銅の矢に刺さった伏松によってエッチな目に遭うことも多い。
- 叶絵 奏(かなえ かな)
- 身長151cm / B96・H58・H87
- 節夫の同級生の女子。16歳。吹奏楽部所属だが、胸が邪魔でクラリネットが吹きにくいのが悩み。
- 伏松に銅の矢が刺さる前の小学校三年生のころに胸のことで男子にいじめられていたところを伏松に助けられて「うん好きだよ、おっぱい」と言われてから、伏松に片思いしている。そのことでキュピコが利用して、金の矢を奏に刺して成就させようとしたが、奏が告白だけで満足して金の矢が消滅して失敗。さらに伏松が変態だからおっぱいが好きと言ったと勘違いして逃げてしまう。
- トモちゃん
- 夕海の友人。他の女子と同じく、伏松のことを変態だと思って嫌っている。
- 鈴木(すずき) / 山本(やまもと)
- 伏松の友人の男二人。
天界[編集]
- 神様
- 天界を治める神。
- マルちゃん
- キュピコの友達。
- エリス
- キュピコの姉。
天使[編集]
- ベロルカ
- 夢の天使。愛称「ベッキー」。かつて担当して愛していたソドムとゴモラがキュピコに滅ぼされる。そのことを知らずに責任を感じて天使学校を自主退学して5000年間地上でアルバイト生活をしてきた。そのため、キュピコのことを恨んで復讐しようとしている。
- 夢の扉のカギを使って相手を夢追い人にして、恋愛に興味を持たない夢に向かって突き進む人間にさせる。だが、恋愛バカの伏松には恋愛の興味をなくさせることができなかった。
- ミズサ
- ベロルカの仲間。
- クロ
- ベロルカの仲間。
用語一覧[編集]
- 金の矢
- 恋を実らせる矢。
- 銅の矢(どうのや)
- 刺さった人に不幸を呼び、何をやっても異性に嫌われるようになってしまう矢。キュピコは下界にこの矢を捨てて、たまたま通りかかった節夫に刺さってしまう。
単行本[編集]
少年サンデーコミックス(小学館)より発売。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2013年4月23日(2013年4月18日発売) | ISBN 978-4-09-124295-2 |
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