JR北海道キハ201系気動車
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JR北海道201系気動車(JRほっかいどう201けいきどうしゃ)は、1996年に登場した北海道旅客鉄道の気動車の1系列。なお、キハ201系と表記されることが多いが、固定編成の本系列は201系気動車と表記されるのが基本のためこれに合わせるものとする。
概要[編集]
函館本線の、小樽以西の非電化区間からの直通列車の性能向上のために電車と併結可能な通勤型気動車として3連4本が製造された。
車体はほぼ731系と共通設計で、731系電車との併結を可能にしている。内装のロングシート、運転台のワンハンドルマスコン等も731系に準ずる。
エンジンについては450馬力級のN-DMF13HZEエンジンを1両に2基搭載し、変速機も変速1段、直結4段と極めて高性能な仕様とされた。
当初は車体傾斜装置がついていたが、不具合により撤去されている。
これらの装備により、1両あたりの価格は4億円程度となり、4本の増備で打ち切られたが、そのバケモノ性能自体は261系気動車の開発に活かされた。
改造[編集]
2002年から窓ガラス破損防止工事が行われ、2018年からは車齢20年をオーバーしていることから重要機器取替工事も施工されている。
運用[編集]
2022年現在、4本12両全車が苗穂運転所に配置され、函館本線の蘭越 - 小樽 - 札幌 - 江別間で運用され、本系列単独の他、重連6両や731系との併結運用もある。
なお、先代の721系、後に登場した733系や735系との併結はできない。
今後[編集]
2030年以降、北海道新幹線延伸開業に伴い主な使用場所であった函館本線小樽以西が廃止となるが、その際に本系列が廃車解体となるか、札幌地区にて継続使用となるか、あるいは大穴ではこだてライナーの733系1000番台とトレードされるかは気になるところ。