カルテル

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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カルテルとは、企業連合(きぎょうれんごう)とも言われる企業集中の形態のことである。複数の事業者が協調して同じ種類の製品を生産する企業が互いの利益を維持したり、引き上げたりするために価格生産量、販売地域や営業範囲などについて協定を結ぶことである。これにより市場における価格競争を避けて、利潤の増大を図ろうとするものである。しかし、自由な経済活動を妨げることにつながる可能性があるとして、日本では入札談合と同様に「不当な取引制限」として独占禁止法で禁止されている。公正取引委員会はこれを違反した事業者に対し、課徴金納付命令を出す場合がある。違反行為を公正取引委員会に自主的に申告すると、課徴金を減免される制度もある。

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