帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦
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オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア=ハンガリーていこく、墺、二重帝国)とは、第一次世界大戦終戦まで中央ヨーロッパに位置していた国家である。
概要[編集]
正式名称は、『帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦』と、とても長い。 現在のオーストリア、ハンガリー、スロベニア、ボスニア、クロアチア、チェコ、スロバキア、トランシルバニア(ルーマニア領)、南チロル(イタリア領)、ガリツィア(ポーランド領)を統治していた。多民族国家。
ハプスブルク家が統治していた。
第一次世界大戦で同盟国側として参戦し、敗戦後解体された。
特徴[編集]
かつてはオーストリアが全領土を支配する形だった(→オーストリア帝国)が、その後各地でオーストリアに対して不満が噴出した。それを抑えるためにハンガリー人にも特権を与え、オーストリア人(ドイツ人)とハンガリー人(マジャール人)で支配するという構造になり、ここに二重帝国が誕生した。(→アウグスライヒ)