オガサワラカラスバトとは、絶滅したハトの1種である。
全長 43cm。
体の大部分は黒で、頭部と背は金属光沢を帯びた紫緑色。
小笠原諸島固有種であり、父島と媒島で記録がある。
人間との関係[編集]
1827年(文政10年)から1889年(明治22年)に4体採集された記録がある。最後の個体は媒島で捕獲された。
絶滅要因は、森林破壊や狩猟、外来種のネズミによる卵の捕食があげられる。
残された標本は3点しかない。その3つは露・ロシア科学アカデミー動物学博物館、独・ゼンケンベルク自然博物館、英・ロンドン自然史博物館に保管されおり、日本には無い。