オカヤドカリ

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オカヤドカリは、半陸棲のヤドカリ昭和時代にペットとして販売・飼育されていた。一部の地方では「デンガニ」と呼ぶ。

飼育方法[編集]

水をうっすらと入れた水槽に数匹のオカヤドカリと砂利を入れる。餌はカットしたメロンやスイカである。「贅沢な物食ってんなぁ」という見解はあるが、小笠原あたりだとマンゴーなどの屑野菜とか食っているので、それは飼い主の趣味である。
身体が大きくなると貝殻を引っ越す必要が出てくるが、軽くてそれなりのサイズの貝殻というとアフリカマイマイの殻くらいしかないので、なにしろ殻が一緒なので、「アフリカマイマイか? それともオカヤドなのか?」なのかで緊張感が走る。そのため現地小笠原では「殿下」とも呼ばれていた。アカテガニのように海で集団産卵するため、継代繁殖は難しい。「寿命は1年ぐらいではないだろうか」という話はあるが、冬越しができれば数年は生きる。