エントリーモデル

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エントリーモデルとは、性能や装備を絞って価格を下げたり、初心者向けに扱いやすい性能に仕立てた製品またはその仕様のことである。類似語はローエンドモデル。なお、「モデル」を省略することもあるほか、同一製品で複数のグレードがある場合は「エントリーグレード」と呼ばれることもある。対義語はハイエンドモデルである。

概要[編集]

自動車パソコンスマホを始めとして様々な分野で使われている概念である。エントリーモデルと呼ばれるものは性能こそ上位モデルに比べて劣るものの、価格の面で優勢であるため初心者向けとして用意されていることも多い。自動車においてはそのメーカーの個性を出しつつ、癖のない車に仕上げられていることも多く、他メーカーからの乗り換え用としての需要もあるとされる。

安価であることや癖のない万人向けであることが最大の利点であるが、一方では品質は値段相応であるほか、癖がないというのはその商品としての魅力が少ないというケースもある。そのため「間に合わせ」や「ステップアップの第一歩」として選定されることが多い。もちろんエントリーモデルだからと言って熱烈なファンがいないわけではなく、限られた条件の中で可能な限り商品価値を磨いて提供するメーカーも存在しないわけではない。

関連項目[編集]