ウム料理(ウムりょうり)は、太平洋諸島先住民の伝統的な地炉を使用した料理である[1]。
名称は複数あり、パプアニューギニア南部の高地に棲むウォラ族は二種類のアース・オーブンを用いているが、どちらもネイ・サウェイ(neysaway。アースオーブンで作る食べもの)と呼んでいる。ひとつは小型の家庭用であり、もうひとつは儀式における長いものである。ピジン語ではムム(mumu)というので、「ウム料理」の名称になったとおぼしい。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- ジェシカ・クーパー編/石毛直道・山下諭一訳『人類学者のクッキングブック』(平凡社 1983)