アーザルメードゥフト
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アーザルメードゥフト（Azarmidokht、? - 631年）は、ササン朝（サーサーン朝）ペルシア帝国の第36代君主（在位：630年 - 631年）。女帝である。
生涯[編集]
父は第26代君主のホスロー2世[1]。第33代君主のボーラーンの姉か妹で、第34代君主のシャープール5世の従姉妹にあたるという[1]。
王位継承に関しての経緯は定かではないが、ペルシア派閥の将軍であるピルズ・ホスローがシャープール5世を退位させる際にそれに賛成して協力したので、ピルズ・ホスローに擁立された可能性がある[1]。ピルズ・ホスローと対立していた貴族のファールーク・ホルミズドはアーザルメードゥフトに求婚したが、これを拒否して別の貴族の手を借りてファールーク・ホルミズドを謀殺する[1]。そのため、ファールーク・ホルミズドの遺児によって報復され殺害された[1]。