アメリカ連邦公開市場委員会

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アメリカ連邦公開市場委員会(アメリカれんぽうこうかいしじょういいんかい)とは、アメリカ合衆国中央銀行に当たるアメリカ連邦準備制度理事会FRB)が当面の金融政策を決める会合のことである。略称はFOMC。2日間の定例会合を1年に8回開催する。終了後には決定事項を記した声明を公表し、FRB議長が記者会見を行なうことになる。政策決定の投票権を持つのはFRB議長を含む7名の理事と連邦準備銀行5行の総裁の合計12名となっている。

2日間にわたる会合で、経済や金融市場の動向を分析し、政策金利の上げ下げなどを決定する。定例会合は年8回であるが、経済危機時と見られた際には緊急対応することになっている。3月6月9月12月の会合は出席者による経済や政策金利の見通しを示すことになっている。

FOMC議事録があり、これはFOMCで議論された内容の要旨を指す。会合の3週間後に議事録を公開している。議事録は政策を決めた背景やアメリカ経済の見通しなどを知る手掛かりとして、金融関係者から注目されている。

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