アフガニスタン少女カラシニコフ乱射事件
ナビゲーションに移動
検索に移動
アフガニスタン少女カラシニコフ乱射事件(アフガニスタンしょうじょカラシニコフらんしゃじけん)とは、2020年にアフガニスタンのゴール州タイワラ地区グリワ村で起こった少女による銃乱射事件である[1]。
概要[編集]
2020年7月17日、アフガニスタンの少女A(年齢不詳。推定年齢14~16歳くらい)の家にタリバン戦闘員らが押し入り、両親を家から引きずり出して殺害した。父親は村長であった。アフガニスタンのような途上国では年齢不詳は珍しいことではない。
Aは両親を殺した二人のタリバン戦闘員を家にあったカラシニコフ突撃銃で射殺。銃の使い方は父親から教えられていたという。戦闘員のリーダー格の男がAを殺害しようとしたが、Aの弟が(おそらく放心状態となっていた)Aの手からカラシニコフを奪い取ってリーダー格の男を射殺。村人や民兵たちも銃撃に加わりタリバン戦闘員らを追い払ったという。
正当防衛が認められているようで、銃を乱射した側が称賛されるという特殊なケースである。
Aと弟はアフガニスタン政府によって保護されているという。
脚注[編集]
- ↑ “アフガンの10代少女、タリバン戦闘員2人を射殺 両親を殺害され”. BBCニュース (2020年7月22日). 2020年10月31日確認。