アスガルディア

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アスガルディア宇宙王国 (Space Kingdom of Asgardia)とは、衛星軌道上に創設される予定の国家である[1]

概要[編集]

2016年10月12日、ウィーンを拠点とする航空宇宙国際研究センター(AIRC)によって建国を宣言された[2]。国民自体を募集しており、2016年10月16日時点で応募者総数は28万人を超えているという。機動戦士ガンダムのコロニー落としを想起させるという意見もある[3]。国名の由来は北欧神話の空中都市アスガルズ。研究者ら約1万人と、NearSpace Launch[4]など30社もの企業が携わった。アスガルデイアンの約8割は男性。国・地域別ではトルコが最多(2017年8月1日現在)。最新の人口統計はサイトのトップページで確認できる。日本語のフォーラム[5] もある。ウェブラジオ局[6]も開設されている。

政治[編集]

ロシアの軍事企業アルマズ・アンテイの元CEOで、ユネスコ宇宙科学委員会議長のイゴール・アシュルベイリ(ロシア国籍/アゼルバイジャン出身)が、最初の5年間、国家元首を務める。2017年6月には、アスガルディア国際宇宙研究所長の肩書きでユネスコと学術研究に関する協定を締結した[7]

国旗・国歌・国章は公募の上、投票で決定。

憲法は10万人以上に批准された。死刑と監獄建設の禁止に関しては論議を呼びそうである。

通貨単位はソーラー。アスガルディア国立銀行が最後の貸手となる。

行政を司るのは12の省(情報通信省、司法省、科学省、市民権省、外務省、経済省、通商・貿易省、青年・教育省、安全・防衛省、資産・資源省、行政事務省、アスガルディア国民が創設を提案した省)。

元首や役所への請願には1000人以上の署名が必要。

政党は存在しないが議会と元首の選挙は行う。

独立国として認められる為に地球上の他国との外交関係樹立を望んでいる。国連に対しても国家資格を申請する予定。

「国民(18歳以上)となる場合、アスガルディアが国際条約として規定しない限り二重国籍にはならない」と明記されているが、正式に国家承認されたとしたら、日系アスガルディア人は日本とアスガルディアの二重国籍者という事になるかも知れない。今の日本ではその事が蓮舫ほど問題視されていないものの、インドネシアでは波紋を広げている[8]

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6月と7月の間にアスガード月なるものが挟まれているので、1年は13ヶ月となる。1ヶ月は28日(丁度4週間)に固定されているので、毎月同じ日にちは同じ曜日になって分かり易いとの声もある。月初は日曜日。祝日は、アスガルド建国記念日(10/12)、国家統一記念日(6/18)、大晦日(12/31)である。

今後の展望[編集]

2017年中に事実上最初の領土となる小型衛星アスガルディア-1(Asgardia-1)が打ち上げられる予定。そのキューブサットにはアスガルディア市民のアップロードしたデータが詰まっている。

将来的には居住地、宇宙鉱山等の資源探査基地としてや、様々な外的脅威から地球を防衛する盾としても期待されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]