ろんぐらいだぁす! (アニメ)

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ろんぐらいだぁす!』は、三宅大志による日本漫画作品ろんぐらいだぁす!』を原作としたアニメ作品

概要[編集]

「キャラクターサイクルウェアミーティング 第2回 GSRカップ CYCLE RACE」でテレビアニメ化が発表。2015年11月6日に2016年秋から30分枠でテレビアニメが放送されると発表[1]。2016年10月から12月までテレビアニメが10話放送。2017年2月に第11話と第12話が放送された。

ストーリー[編集]

第1話
倉田亜美は、新垣葵と大学構内を歩いていたところ、折りたたみ自転車に乗っている女性を発見。その自転車を可愛いと興味を示すのだった。
折りたたみ自転車に乗りたいと思った亜美のために自転車屋に案内する葵。そして、亜美が気にいって値段も手ごろな自転車が見つかって購入。休みの日に亜美は葵と一緒にサイクリングに出かけることにするのだった。
サイクリングの途中、亜美は寝不足で朝食を抜いていたことでハンガーノックを起こして倒れてしまう。そこに通りがかった西条雛子一之瀬弥生に助けられる。そして、牧場に案内されてアイスも食べるのだった。そして、走れて楽しかったと葵とまた一緒にサイクリングに行こうと帰るのだった。
翌日、筋肉痛を起こしてしまって大学で倒れてしまう。そんなとき、雛子、弥生と再会するのだった。
第2話
雛子、弥生とお互いに自己紹介をする亜美と葵。二人とも三年生と知って、亜美は思わず二人のことを見比べるのだった。雛子が自転車のショップに行く用事ができたということで、亜美たちも一緒についていく。そこはこの前の高い自転車があったところで、亜美は気後れしてしまう。それでも入店して安い自転車と高い自転車に驚いたり、ヘルメットを見たりするのだった。
自転車乗りの話を聞いて、雛子と弥生と一緒に海沿いを自転車で走る約束をする。そして、待ち合わせ場所には電車に乗っていく。そして、自転車で待ち合わせ場所まで来た二人とサイクリングを始めるのだった。
坂道で遅れて焦ってしまうも、葵に無理はしなくては良いと言われて休む。そして、坂の上で待っていた二人のところに到着。坂の上からの景色を眺めるのだった。その後、昼食には海鮮丼をみんなで食べて回復。その後、恥ずかしくて我慢していたが亜美はお尻が痛くなって止まることになる。そして、ちょっとした対策をして最後に走り、最後に景色のいい富士山の見える道を走るのだった。そして、55kmも走ったことに感動するのだった。翌日は筋肉痛で寝込んでいる。
第3話
休みのたびにみんなでサイクリングをするようになった亜美。そして、ヤビツ峠に挑戦することになるも、途中で暑さによる塩分不足などもあって足をつってしまう。葵に足をマッサージしてもらうも、両脚とも足をつってしまう亜美。雛子と弥生も下りてきて合流。落ち着いたら今日はそのまま帰ることになり、足を引っ張ってしまったと落ち込み、今度は頑張ると決意しながら家に帰るのだった。
葵は亜美が落ち込んでいると思って、家族旅行に誘って元気づけようとする。そして、国道の最高地点に恵美たちと来たところ、そこで自転車に乗って倉田恵美という女性がやってきて、すごいなと思っていたところで写真撮影を頼まれている。その後、亜美が犬にじゃれつかれているところを恵美に助けられている。亜美は恵美の自転車をじっと見ていたところ、興味があるのかと聞かれる。そして、亜美はロードバイクは他の自転車と違うのかと聞いてみて、ロードバイクを少し持ちあげてみてと言われて持ちあげてみたところ大きいのに軽いと驚く。そして、ロードバイクを買ってみないかと勧められて、亜美は興味を持つのだった。
第4話
亜美がロードに興味が出たことを聞いたみんなは、他の自転車を買う選択肢も示してみる。そして、亜美は他の自転車を買うかどうか悩みつつも、アルパカサイクル店に行く。そこで一目で気に入る自転車を発見。値段との板挟みで悩みつつも、周囲の話も聞いて購入を決める。自転車はお金がかかる話を友人の千早にしたところ、新しいバイト先を紹介されている。
新しいバイトで疲れてしまっている亜美。みんなにバイトを何しているのかを聞かれてお茶を濁している亜美。そんな中、バイトに呼ばれた雛子。亜美たちはこっそりと雛子のバイト先を訪ねるのだった。雛子は家の中華料理店をチャイナドレスを着せられて接客をしており、その姿を見た亜美たちは恥ずかしがる雛子を可愛いと顔を輝かせている。
亜美がどんなバイトをしているのかと心配する葵。雛子と弥生に相談した葵は、二人に言われてみんなで尾行することにする。尾行した先では亜美がメイド喫茶でバイトをしていた。亜美はドジをしながらも客に人気であり、恥ずかしがりながらも客にポーズをとりながらおいしくなる呪文をとなえているのだった。雛子たちはそんな亜美を見て、亜美に自分たちもと頼んで、亜美は恥ずかしさで倒れるのだった。
第5話
新しい自転車を買ってみんなで出かける。ロードバイクに乗ってワクワクする。そこで、雛子の紹介で紗希と再会する。目が赤くなっていることを指摘されてアイマスクも購入することになる。
みんなの都合がつかず、一人で自転車に乗って出かけることにする。楽しく走っていたが途中の段差で自転車がパンク。予備のチューブを使うも失敗してしまう。そこに通りがかりの自転車乗りの人たちが現れて予備のチューブをくれる。そして、再び自転車で走りだすことだできた。
飯田牧場で一人で寂しさを感じつつもアイスを食べていると、葵がやってくる。亜美は葵にみんなで走ることによる楽しさを語りつつ、帰りは二人で自転車に乗って帰るのだった。
第6話
亜美はみんなに再びヤビツ峠を走ることを提案。前回とは違う自転車で走り、以前はリタイアした地点も超えていく。そして、見事に頂上に到着してみんなからお祝いされる。周囲を見渡してみると、同じジャージを着て走っていく人たちをみかける。そこで、チームとして同じジャージを作って着ていることを知る。それに感心した亜美は私たちも一緒のジャージを作って着れないかと考える。
悩みながらもみんなに同じジャージを着てチームを作り、フレッシュを走ろうと提案。フレッシュは20歳以上じゃないと走れないと指摘されつつも、みんなは快く賛成する。亜美は考えてきたジャージのイラストをみんなに見せて、感心されている。亜美はチーム名については考えていなかったため、みんなで考えてくることにした。
チーム名についてみんなが案を出すも中々いい案が出てこない。すると紗希の提案が「フォルトゥーナ」という名前を提案。ローマ神話に伝わる幸運の名前を司る女神の名前と説明して、みんなも賛成。チーム名が「フォルトゥーナ」に決まり、亜美がジャージのイメージを描くことになるのだった。
第7話
自転車を洗っていた亜美はびしょ濡れになってしまう。体を吹いたところ、葵が家にやってきて初回点検の話をする。そして、アルパカサイクルに自転車の点検をしにもらいに行く。そして、色々と自転車の整備について教えてもらうのだった。
注文していたチームのジャージが到着して喜ぶ亜美。その様子を妹たちに見られて我に返っている。その後、おそろいのジャージを着ながら葵、雛子、弥生と一緒に日光いろは坂まで自転車で走ることになる。現場に到着してみると紗希のことを見かけるのだった。紗希も同じジャージを着て群馬から走ってきていたのだった。そして、みんなでカレーを食べるのだった。
亜美は下り坂を自転車で走る時の注意点を聞く。紗希は下り坂で危ない目に遭った話をして、亜美は下ハンドルでブレーキするように教えられている。
第8話
「あづみのオータムライド」に参加することにする亜美。そのために事前の練習として100kmの距離を走ることにする。おいしいものを食べつつ、無事に完走することができて喜ぶ亜美だった。
オータムライドの受付もすまし、みんなと一緒に宿泊。初めての大会ということで緊張してしまう亜美の様子を見た葵はハーブティーを出す。そして、少し落ち着いた亜美はすやすやと眠るのだった。いよいよ大会当日、楽しんで完走を目指すと走り出すのだった。
第9話
オータムライドのスタート早々、亜美はスタート時の区切りのためにみんなから遅れてスタートすることになってしまう。周囲の人が早く走っていくため、早く追いつこうと焦ってしまって葵たちに追いついたときはヘトヘトになってしまっている。
第1エイドで休むように言われて、亜美は長めの休憩をすることになる。そこで紗希に食べ放題と言われて差し出されたカステラを美味しく食べている。第2エイドでは休まずにショートカットしても大丈夫と提案するも、紗希がエイドでの食事を熱く語って亜美もエイドに行くことに納得している。
エイドで色々な食事をしつつ、楽しんで走る亜美。折り返しも過ぎて走っていくも、途中のエイドでスタッフに完走までの時間がギリギリと告げられるのだった。
第10話
時間ぎりぎりと言われて焦るも、亜美はみんなが風よけになってくれたおかげでいつもよりも楽に走ることができた。しかし、最後に上り坂が待っていて諦めかけてしまう亜美。それでも仲間の励ましを受けて奮起し、何とか時間内にゴールする。その夜は疲れ切って食事中に寝てしまうのだった。
レースを走り終えた後、いつものように筋肉痛となってしまう亜美。妹の恵美は、友達のところまで姉の自転車を語る姿が楽しそうと考えながら走っていたところ、自転車がパンクしてしまう。そのため一旦家に帰ったところ、亜美が自転車を修理してくれる。恵美は「ありがとね」と言って友達のところに向かうのだった。
第11話
フレッシュの練習もかねてナイトライドをみんなで走ることになった亜美。順調に走っていくも、街灯があまりない道に出てヘルメットのライトがきれていたことで前方をあまり見ることができなくなっていく。前が見えないために怖い思いもしてしまい、立ち止まってしまう。弥生にライトを貸してもらえたことで再び走ることができ、途中からは葵と一緒に走っていく。そして、最後に朝日が昇る見事な景色を観ることができたのだった。
第12話
亜美はチームのしまなみ海道をみんなと自転車で泊りがけで走ることになった。初めての泊りがけの自転車旅行ということで荷物を多く持ってきてしまったりしてしまうも、楽しく走っていく。翌日は雨が降ってしまうも、それでも走りたいと思う亜美の願いにこたえてみんなで走ることにする。雨ということで滑りやすくなっていることに注意しながら走って、おおきな事故もなくしまなみ海道を走っていく。そして、目的地に着いた亜美は、大学に入学する前から葵を見て自転車に興味があったことを話し、みんなとこんなところまで走れるようになって感動する。そして、これからも自転車で走っていきたいと言ってみんなと笑い合うのだった。
近くを一人で自転車に乗って走っていたところ、同じく自転車で走っていた佐伯美弥と会う。美弥の自転車を直してあげた亜美は、今度みんなと一緒に走らないかと誘う。そして、二人は手を取り合って今度走ることを約束するのだった。

登場人物[編集]

詳しくは「ろんぐらいだぁす!#登場人物」も参照。

倉田 亜美(くらた あみ)
声 - 東山奈央
本作の主人公。
新垣 葵(にいがき あおい)
声 - 五十嵐裕美
西条 雛子(さいじょう ひなこ)
声 - 大久保瑠美
一之瀬 弥生(いちのせ やよい)
声 - 黒澤ゆりか
高宮 紗希(たかみや さき)
声 - 日笠陽子
アルパカサイクル店長
声 - 東城咲耶子
サイクルカフェ店長
声 - 津田健次郎
倉田 恵美(くらた えみ)
声 - 渡部優衣
佐伯 美弥(さえき みや)
声 - 楠田亜衣奈
千早
声 - 森永理科
亜美の友人。
亜美の母親
声 - 八重畑由希音
女子学生
声 - 八重畑由希音田中音緒
アニメ第1話登場。
男性
声 - 飯田拓見藤田仁昭石田健太大西慶
アニメ第1話登場。
バイト先の店長
声 - 石山智規
アニメ第4話登場。
声 - 岩中睦樹長谷徳人加藤渉楠木草太石田健太
アニメ第4話登場。
女性ライダー
声 - 八重畑由希音田中音緒
アニメ第5話登場。
男性ライダー
声 - 飯田拓見、藤田仁(第5話のEDクレジットでは「藤田仁」表記だが、おそらく藤田仁昭の間違い[2]
アニメ第5話登場。
店員
声 - 田中音緒
アニメ第7話登場。
アナウンス
声 - 田中音緒
アニメ第8話登場。
係員
声 - 飯田拓見
アニメ第8話登場。
スタッフA
声 - 八重畑由希音
アニメ第9話登場。
地元の老人
声 - 大西慶
アニメ第9話登場。
スタッフB
声 - 藤田仁昭
アニメ第9話登場。
アナウンス
声 - 田中音緒
アニメ第9話登場。
係員
声 - 飯田拓見
アニメ第9話登場。
男性
声 - 藤田仁昭飯田拓見
アニメ第10話登場。
女性
声 - 八重畑由希音
アニメ第10話登場。
MC
声 - 田中音緒
アニメ第10話登場。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 三宅大志
  • 監督 - 吉原達矢
  • シリーズ構成 - 高橋ナツコ
  • キャラクターデザイン - 普津澤時ヱ門
  • プロップデザイン - 山口飛鳥、田中克憲
  • 自転車監修アニメーター - 北島信幸
  • 美術監督 - 小幡和寛
  • 色彩設計 - 原田幸子、古市裕一
  • 撮影監督 - 浅川茂輝
  • 3D監督 - 内山正文
  • 編集 - 吉武将人
  • 音響監督 - 森下広人
  • 音楽 - 堤博明
  • 音楽プロデューサー - 木皿陽平
  • チーフプロデューサー - 森本浩二、小倉充俊
  • プロデューサー - 石井宏一、福良啓、杉田敦、河西正文、山崎史紀、木皿陽平、大室正勝
  • アニメーションプロデューサー - 丸山俊平
  • アニメーション制作 - アクタス
  • 製作 - ろんぐらいだぁす!製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ「♡Km/h」
作詞 - meg rock / 作曲・編曲 - y0c1e / 歌 - Ray
エンディングテーマ「ハッピーアイスクリーム!」
作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 宮崎誠 / 歌 - チームフォルトゥーナ[倉田亜美(東山奈央)、新垣葵(五十嵐裕美)、西條雛子(大久保瑠美)、一ノ瀬弥生(黒澤ゆりか)、高宮紗希(日笠陽子)]

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 自転車
作画監督
エンドカード
イラスト
作画監督補
第1話 小さな奇跡 高橋ナツコ 吉原達矢 吉原達矢 普津澤時ヱ門、大高雄太
和田たくや、実原登
伊集院いづろ すいひ 逵村六、米田雄哉
吉本雅一
第2話 海沿いサイクリング 高橋ナツコ 土上いつき 土上いつき 田中よしのり、実原登
大高雄太、島崎克実
伊集院いづろ 戸部淑
第3話 新しい世界 高橋ナツコ チナ チナ 実原登、大高雄太
田中よしのり、北條真純
山下秋湖、ちな
普津澤時ヱ門
伊集院いづろ ハトポポコ 逵村六、米田雄哉
第4話 秘密のアルバイト 高橋ナツコ 飯田薫久 飯田薫久 青木真理子、実原登
大高雄太、逵村六
田中よしのり
伊集院いづろ 羊箱
第5話 変わる世界 岡田邦彦 吉原達矢 相浦和也
吉原達矢
実原登、砂川貴哉
大高雄太、逵村六
大野勉、沼田広
鳥島冬美
Cha Sang Hoon
伊集院いづろ 谷東
第6話 フォルトゥーナ 成田良美 大平直樹
吉原達矢
前園文夫 小林一三 伊集院いづろ(st.シルバー) CHAN×CO 大高雄太(総作画監督補)
第7話 チームの絆 岡田邦彦 内藤明吾
土上いつき
飯村正之 森悦史、柳瀬雄之
飯飼一幸、大野勉
瀧澤茉夕、沼田広
岡戸智凱、伊集院いづろ(st.シルバー) 十月十日 小野可奈子、橋本航平
実原登(総作画監督補)
大高雄太(総作画監督補)
逵村六(総作画監督補)
米田雄哉(総作画監督補)
第8話 広がる世界 高橋ナツコ 内藤明吾
相浦和也
加藤顕 細山正樹、青木真理子
高田三郎、輿石暁
YU HYUN JIN
伊集院いづろ(st.シルバー) 結うき。 逵村六(総作画監督補)
大高雄太(総作画監督補)
第9話 あづみのオータムライド!前編 成田良美 飯田薫久 飯田薫久
古賀一臣
小林一三、伊藤岳史
沼田広
伊集院いづろ(st.シルバー) Tiv 鈴木れいか
大高雄太(総作画監督補)
第10話 あづみのオータムライド!後編 成田良美 大平直樹 飯村正之 小林一三、伊藤岳史
実原登、小島えり
吉本雅一、田中ひろのり
大高雄太
伊集院いづろ(st.シルバー) 武梨えり 鈴木れいか
大高雄太(総作画監督補)
西尾公伯(総作画監督補)
第11話 街が動き出す瞬間 岡田邦彦 高木真司
内藤明吾
大平直樹 伊藤岳史、逵村六
大西秀明
伊集院いづろ(st.シルバー) 槌居 北條真純
第12話 ろんぐらいだぁす! 高橋ナツコ 吉原達矢
内藤明吾
吉原達矢 伊藤岳史、澤木巳登理
普津澤ヱモン(総作画監督)
伊集院いづろ(st.シルバー) 三宅大志 北條真純

その他[編集]

  • 第3話・第5話の放送が延期されて総集編などに差し替えられる。第10話で一旦放送終了となり、第11話・第12話は2017年2月4日開催の上映会で公開され、2月5日から順次放送・配信される[3]

脚注[編集]

外部リンク[編集]