アップルクラッシュ

アップルクラッシュとは、握力が七十キロ以上あるとほぼ可能な芸である。

概要

林檎を掴んで握りしめ、グラスの上で絞る。「パリパリパリ」といった音をたててジュースが絞り出される。ただし無駄が多いので実用的な価値はあまりなく、ただの芸である。剣道や合気道の経験者であれば、たぶん難しくはない。ただし握力は成人してからも向上するかわり、落ちるのも早いので日々の鍛錬が重要になってくる。

人間生活との関わり・利用

芸を披露すると「喧嘩を売られずに済む」といった効用はある。お笑いコンビ「トム・ブラウン」のみちおは、メロンやパイナップルを素手でつぶすことができる。同じような芸として、「プラスチックストローで生のジャガイモを貫通する」「バナナを真っ二つに折る」「アルミ缶を縦に潰す」などがある。それぞれコツがある。中国拳法の蟷螂拳などには、中指（第二関節）で喉に一撃を入れて親指と人差し指で気管を握りつぶすという技がある。

生ジャガイモ貫通

プラスチックストローの反対側の口を塞いでおくと、わりと簡単にできる。

バナナ両断

やや引っ張りぎみに折る。

アルミ缶縦潰し

これは説明が難しい。五本指で均等に折り目をつけると簡単に潰れる。航空宇宙工学における「座屈」が頭に入っていると、容易である。