ようこそ。若葉荘へ
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『ようこそ。若葉荘へ』(ようこそ。わかばそうへ、welcome to Wakaba-soh)は、阿倍野ちゃこによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『まんがタイムきららMAX』2005年9月号から2008年7月号まで連載された。『まんがタイムきららMAX』掲載作品だが、4コマ漫画ではない。
ストーリー[編集]
沢井健太郎は、一目惚れした相手に会うために進学。そこで、東宮院華憐と出会うも若葉荘の面々に振り回されるのだった。
登場人物[編集]
若葉荘[編集]
- 沢井 健太郎(さわい けんたろう)
- 本作の主人公。15歳。武蔵野学院の高等部1年C組の男子。去年の文化祭で出会った華憐に一目惚れして今の高校に入学する。
- 若葉荘では雑用をすることが多い。若葉荘を飛び出して華憐の車に衝突して入院する。そこで、若葉荘に華憐が管理人としてやってくることを知ることになった。そして、華憐と距離を縮めようとするも、間違ってパンツをプレゼントとして渡してしまうなどして中々うまくいかずにいる。
- 東宮院 華憐(とうぐういん かれん) / カレン
- 本作のヒロイン。東宮院財閥のお嬢様で理事長の孫。健太郎のクラスメイト。当初は休学していた。若葉荘の管理人に就任する。
- 若葉荘が汚くならないように掃除をしている。普段は温厚な性格だが、怒ると怖い。
- 加藤 ひなた
- 1号室住人。高校一年の女子。剣道部所属。明るくて元気。若葉荘3美少女と学校では人気。本当はEカップだが、周囲にはDカップとしている。
- 仲本 樹(こかげ)
- 2号室住人。高校一年の女子。漫研所属。若葉荘3美少女と学校では人気。
- エッセイ漫画家だが、絵は下手。オタクであることは周囲に隠しており、BL同人誌などを描いている。
- 荒井 アラシ
- 3号室の住人。健太郎のクラスメイトで1-Cの委員長。若葉荘3美少女と学校では人気。眼鏡をかけている眼鏡っ娘で、樹に眼鏡を外すと美少女と言われている。告白されるなどモテているが、全て断っている。
- 健太郎とは幼いころに会っており、「しーちゃん」と呼ばれていた。しかし、健太郎には気づかれていない。
- 梅沢 トメ
- 華憐の前の若葉荘の管理人。娘夫婦の住むアメリカに移住する。
生徒[編集]
- 高城
- 家が貿易会社のお嬢様。トリートメントに3時間かけている。
- 周囲から称賛されることを好むが、若葉荘3美少女に注目が集めることが多いために三人をライバル視している。そして、三人に美少女コンテストで勝負を仕掛ける。本当は貧乳だが、カップで巨乳に見せて出場するも、飛び入り参加のカレンに敗れる。それから、カレンをライバル視するも、不良を倒すカレンの姿を見て恐怖する。
教師[編集]
- 藤本
- 健太郎の母親の弟。25歳の美術教師。眼鏡をかけている。女好き。喫煙者。
- 理事長
- 華憐の祖父。
- 細木
- 健太郎たちのいる高校1年C組の担任で眼鏡をかけた女教師。39歳。
その他[編集]
- MS.ナカイ
- 華憐の付き人。健太郎を車で轢いて入院させたり、ラブレターを華憐に渡したことを知ってバイクではねたりしている。華憐に近づく男に容赦しない。
- メイド
- 華憐の家のメイド。
- 掛川
- 高城の付き人。
- 九条 レイカ
- 芳文出版 女性情報誌『KANAKO』編集。樹の担当。周囲には隠しているが、オタクでコスプレもしている。
- 仲本 蘭丸(らんまる)
- 樹の弟。樹のBL同人誌作りを手伝っている。
- 桜井川めー。
- 現役女子中学生作家で漫画雑誌の表紙にも載っている。樹の中学の後輩。蘭丸と違って人気作家。
- ネットのコスプレアイドルである蘭丸に夢中。
用語一覧[編集]
- 若葉荘
- 住民全員が学院の生徒。学院まで徒歩8分。風呂とトイレは共同。
単行本[編集]
まんがタイムKRコミックス(芳文社)より発行。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
ようこそ。若葉荘へ 1 | 2007年9月11日(2007年8月27日発売) | ISBN 978-4-8322-7648-2 |