「第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!
ふつつかな悪女ではございますが
ナビゲーションに移動
検索に移動
『ふつつかな悪女ではございますが』(ふつつかなあくじょではございますが)は、中村颯希による日本のライトノベル。イラストはゆき哉。
概要[編集]
「小説家になろう」で連載された後、『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』のタイトルで一迅社ノベルスより2020年12月より書籍化。
『月刊コミックZERO-SUM』2021年2月号から尾羊英による作画で漫画版が連載。
ストーリー[編集]
「雛宮」と呼ばれる後宮。そこでは五家から妃を受け入れて生活していた。黄玲琳は、道術によって朱慧月と入れ替わってしまうも病弱の体でないことを喜んで前を向く。
登場人物[編集]
雛女[編集]
- 黄 玲琳(こう れいりん)
- 朱 慧月(しゅ げいけつ)
- 「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれて周囲から忌み嫌われており、妬みから玲琳を突き落として道術によって体を入れ替える。これによって周囲からちやほやされると思ったが、玲琳が病弱の体で行動していたことで現実を思い知らされてしまう。そして、病気でふさぎがちになっていたが、玲琳によって手を差し伸べられ続けて改心する。そして、朱貴妃によって入れ替わりを提案されたことと蟲毒の術によって自分が苦しめられていたことを告白。そして、黄玲琳との入れ替わりを解消する。
- 金 清佳(きん せいか)
- 藍芳春(らん ほうしゅん)
- 玄歌吹(げん かすい)
皇族[編集]
- 詠堯明(えい ぎょうめい)
- 皇太子。
- 黄絹秀(こう けんしゅう)
- 堯明の母親。
妃[編集]
- 玄賢妃(げんけんひ) / 玄傲雪(げん ごうせつ)
- 金淑妃(きん しゅくひ) / 金 麗雅(きん れいが)
- 清佳の叔母。
- 朱貴妃(しゅきひ) / 朱雅媚(しゅ がび)
- 藍徳妃(らんとくひ) / 藍芳林(らん ほうりん)
女官[編集]
- 黄 冬雪(こう とうせつ)
- 玲琳に仕えている筆頭女官。玲琳への忠誠心は高い。玲琳と入れ替わった慧月に7日間騙されていたものの、熱にうなされて悪態をついた様子をきっかけに入れ替わっていたことに気づいて謝罪して自分を責める。自分も死んで慧月を殺害しようとするものの、玲琳にとめられて黄麒宮を守ることになる。
- 莉莉(りーりー)
- 慧月に仕える下級女官。扱いから慧月のことを憎んでいたが、玲琳と入れ替わった慧月と接したことで忠誠心が芽生える。慧月の様子がおかしいことにはうすうす気づいていたが、冬雪によって玲琳と慧月が入れ替わっていたことを知る。
武官・役人[編集]
- 辰宇(しんう)
- 鷲官長(しゅうかんちょう)。
- 文昴(ぶんこう)
- 辰宇の部下の宦官。
書籍[編集]
漫画[編集]
一迅社〈ZERO-SUM COMICS〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年7月5日(2021年6月28日発売) | ISBN 978-4-7580-3626-9 |
*書き下ろし小説 |
テレビアニメ[編集]
2025年3月、テレビアニメ化が発表される[1]。