ふかふか放課後パンくらぶ
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『ふかふか放課後パンくらぶ』(ふかふかほうかごパンくらぶ、FUKA-FUKA HOKAGO PAN CLUB)は、愛田ぱんによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『チャンピオンクロス』2015年8月より連載されている。『チャンピオンRED』2015年9月号からも連載されており、それぞれ別のストーリーが展開されている。『チャンピオンクロス』では2016年4月12日更新の第8話で休載する。
2016年4月20日より、単行本1巻が発売された[1]。愛田ぱんの初の単行本化作品となる。
ストーリー[編集]
塩原春人は、パン好きだ男子高校生。ある日、普段は無表情だがパンを食べる時だけは顔がほころぶ麦野節子と知り合いになる。そして、パン好きとして密かにライバル心を抱くのだった。
登場人物[編集]
- 塩原 春人(しおばら はるひと)
- 本作の主人公。西高(にしこう)二年の男子。
- パンが好きで、パンを楽しむ時間を「放課後パンタイム」としている。同じクラスの節子とは話したことはなかったが、チーズ蒸しパンを買おうとしていた春人を節子が怖い顔でにらんできたため、半分こしたときに初めて話す。そのときに、節子がパンを食べる時にだけふかふか顔になることを知った。それ以降、パンを買おうとしたりすると節子と鉢合わせすることも多く、パン好きとしてライバル心を抱いたりしている。
- 麦野 節子(むぎの せつこ)
- 本作のもう一人の主人公。西高二年の女子。春人のクラスメイト。超美人 成績優秀 金持ちのお嬢様で、いつも一人で笑顔を見せないために「鋼鉄の鉄子(こうてつのてつこ)」というあだ名をつけられている。パンを食べる時だけは、ふかふか顔になって笑顔を見せる。
- お嬢様なため、行儀には気を使う。パンが好きだが、紅ショウガが食べられないために焼きそばパンは避けている。
- 剛力 ゆる(ごうりき ゆる)
- 中等部二年の女子。バスケ部所属。スポーツ万能で男女ともに人気がある。
- よりたくさんの量を食べられると思って、食パンを潰して食べるなどあまり頭はよくない。食パンを握りつぶして食べる場面を目撃した春人が、食パンのふかふかが台無しになると怒って話しかける。そのときに意外と食パンを握りつぶしたパンがおいしいと思った春人が「君の手に気付かされた ありがとう」と言ったのをコンプレックスだったゴツい手を褒めてくれたと勘違いして春人を好きになる。
- 上井草 忍(かみいぐさ しのぶ)
- 高等部三年の女子。フランクでお姉さん気質。昔から弟や妹に譲ったものを諦め悪く見つめてしまう癖がある。そのため、春人に最初に会った時に同時に手を伸ばしたカレーパンを譲ったものの、じっと見つめてしまう。そのため、精神衛生のために春人がカレーパンを半分譲っておいしいと涙を流す。そして、もう半分のカレーパンも食べてしまっている。
- 林 すず江(はやし すずえ) / 林鈴(リンリン)
- 第8話より登場。一人称は「リンリン」。春人がSNSで知り合った中国の女の子。春人が日々の記録としてパンを投稿していたところ、反応を示して会うこととなった。実は日本人で学生証でそのことを知られてしまうも、SNSでは交流を続けている。
単行本[編集]
チャンピオンREDコミックス(秋田書店)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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ふかふか放課後パンくらぶ 1 | 2016年5月1日(2016年4月20日発売) | ISBN 978-4-253-23581-5 |
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