のらぼう菜(のらぼうな)とは、アブラナ科の野菜の一種である。
明和4年(1767年)に江戸幕府の関東郡代であった伊奈備前守忠宥により、江戸近郊の天領の村々に配付された闍婆菜で、天保の飢饉で多数の人々を餓死から救ったとされる。丈夫で栽培しやすく、関東では江戸時代末期から栽培されている。
木枯し紋次郎