その指で奏でて
『その指で奏でて』(そのゆびでかなでて)は、原作・漫画愛香梨央による日本の携帯漫画。販売サイトによっては『秘密の特別レッスン』と表記されることもある。
ストーリー[編集]
藍子は小さいころから通っているピアノ教室の発表会で杉浦彩の弾くピアノを聞いていた。彩は華麗にピアノを弾き、見事に発表会を成功させた一方で、藍子は全く緊張をしないでピアノを弾いたことを羨ましそうに見ていた。彩は上がり性であったのに冷静沈着に弾いたことに驚いたのである。
帰り道に彩と一緒になった藍子は、なぜ上がらずに弾くことが出来たのか、疑問に思って訪ねると、彩は「特別な練習方法で克服した」と述べ、藍子はそれが何なのか興味を持った。実は藍子は以前、コンサートで緊張して失敗したことがあり、その練習法に藍子は非常に興味を持ち、彩も「ちょうど二重奏のパートナーが欲しかったし、本当は秘密だけど藍子になら教えてもいい」と今夜8時に鍵を開けているからレッスン室にくるように告げる。
約束通り、藍子は訪れ、レッスン室に着くまでの間に「何があるのか?」と疑問に思いながらも、彩が自分を必要としてくれて、幼馴染である彩と一緒に練習できるならと心強いという希望を持ちながら歩き、レッスン室の前に来るが、中から声が漏れていることに気づく。
覗いて見ると、そこには講師の三浦がいやらしい言葉を彩にかけ、そして彩を裸に近い状態にしながら彩の股間を愛撫していたのだった。
とりあえず覗いていた藍子だったが、彩もまんざらでもなく気持ちよくなり、三浦とキスをし、「発表会で上手に弾けたご褒美が欲しい」と挿入を懇願するが、三浦は「レッスンが足りていないようだから、成果を見せてごらん」と焚き付け、彩も素直に返事をすると、三浦のペニスをキスをしながらフェラをし、「今度の発表か上手に弾くから頂戴」と改めて挿入を頼む。
覗いていた藍子は彩が痴態をしていることに驚いたが、そんな藍子にお構いなしに二人は行為を続け、三浦は自分の精液が欲しいかを彩に聞き、彩も恭順し、藍子は彩が恥ずかしい言葉を平気で言っていることにも驚き、そこまで積極的になれるのはなぜなのか、とも疑問に思いつつあると、バックの態勢で彩は挿入を頼むと、三浦は股間ではなくアナルに挿入するが、彩は違うとは言いながらも、まんざらでもない顔で気持ちよくなり、ピアノの鍵盤に寄りかかりながら、指はおろか、巨乳である自分の胸でも弾くように動いたが、三浦からは「ちゃんと演奏ができていないからご褒美はやらない」と意地の悪い言い方で拒否されならがも、彩はそれさえもプレイの一環として興奮し、「お尻だけでいっちゃう」と楽しむ。
藍子は見ているだけなのに興奮している自分がいることがわかり、自分の胸を触りながらムズムズしていた。
三浦は彩のクリトリスを弄び、クリトリスとアナルを同時に責められて気持ちよくなり、三浦は「上手にできている、続けてレッスンするか?」と尋ねると、彩は一度静止して、藍子を指して「その前に彼女も加えたい」と言い、藍子もレッスン室に入る。
三浦は興奮している藍子の登場に冷静に対応しながらも、「いやらしい匂いがする」とスカートの中に手を入れ、藍子の股間をパンツの上から指でさするが、藍子は全く抵抗をせず、三浦は藍子のパンツを脱がしながら「自分たちの行為を見て、一人でいってしまうなんて、エッチだね」とからかったが、藍子は恥ずかしいと思い興奮しながらも、全然嫌な気分にはなっておらず、彩は藍子の後ろから「藍子と二重奏をしたいから、藍子にも特別レッスンをお願い」と言い、三浦は「僕は構わないが、藍子くんはどうなのか?」と聞くと、彩が「藍子は乗り気だし、あがり症を治したいから大丈夫」と言い、そして藍子のブラウスのボタンを外しながら、彼女の爆乳をさらけ出し、自慢するかのように三浦に見せびらかす。
スカートもパンツも脱がされ、ブラウスも脱がされた藍子は全裸の状態になりながら、「自分の恥ずかしい姿を二人に見られている」と思っていたが、彩は藍子の胸を掴みながら、彼女の乳首に近づき、「可愛い藍子、生まれたままの姿で自分をさらけだして」と言い、「そうすればあがり症なんてすぐなくなる」と言いながら、藍子の乳首を舐めて、そして吸い出し、三浦は後ろから藍子の乳首を摘まんでいた。藍子はあまりの気持ちよさに力が抜けると実感し、三浦から乳首を愛撫されていると自覚をしていると、「こんなにでかい乳では肩が凝りそうだから」と両乳首をほぐすように摘まみ、藍子は鍵盤で硬くなっている三浦の指が、ましてやさっき彩を愛撫していた指が自分の乳首を触っていると思うと、なお興奮してしまう。
三浦と彩は一度愛撫をやめ、「君の鍵盤はどういう音がするだろうか」と比喩表現を用いて、彩に藍子の股をクンニさせ、三浦から「子の鍵盤はあまり音がでない」と卑猥な言い方をされ、彩からは「我慢をするとご褒美がもらえないよ」と言われるが、藍子自身は全く我慢を考えておらず、むしろその指で自分の股間をぐちゃぐちゃにしてほしいと懇願し、様々な愛撫をされながら、藍子は先ほどの彩と同様にバックの態勢でピアノの鍵盤に寄りかかりながら、三浦に挿入をしてもらい、三浦も彩とキスをしながら、「こっちの鍵盤も中々、いい音が出る」と絶賛する。
そして藍子と彩は二人で三浦にフェラをしたあとに、今度は二人でキスをし、藍子は体中に湧き上がる独特的な旋律に奮い立ち、今までにもなく乱れながら、恥ずかしげもなく叫び、彩と手を取り合いながら、互いに胸を押し付け、三浦を求めていた。
後日、ピアノの発表会で二人は見事に二重奏を成功させ、周囲の生徒から絶賛されていた。終わった後に一人の女性が藍子と彩を訪ねてきた。3ヶ月前に入ったが、凄いあがり症で困っており、どうすればいいのかを相談したのであった。二人は三重奏をやりたかったこともあり、ちょうどいいと感じたことから、さっそく女性に「よかったら今夜8時にレッスン室に来て」と言う。
そして夜、レッスン室には藍子と彩、そしてさきほどの女性がピアノの鍵盤にバックの態勢で全裸で寄りかかりながら、その三人を愛撫する三浦の姿があった。
登場人物[編集]
- 藍子
主人公。ピアノ教室の生徒。ピアノ教室には小さいころから通っている。金髪の美人であり、胸は爆乳と呼べるほど大きく、彩からも自慢できると認められ、三浦からも「でかい乳」とからかわれるほど。
- 杉波彩
藍子の幼馴染みで同じピアノ教室の生徒。作中では淫乱かつ冷静な一面しか描かれていないが、藍子によると以前はかなりのあがり症であった。童顔の美人で巨乳。
- 三浦昭良
藍子と彩の通うピアノ教室の講師。女性の扱いに長けたテクニシャンで、それなりの理由があるとはいえ教え子に手を出すなど節操がないが、全裸の美女を相手にしても冷静でいられるなど性格はクール。
- 後輩の生徒
藍子と彩の通うピアノ教室に三ヶ月前に入ったばかりの新人生徒。
書誌情報[編集]
- 愛香梨央 『その指で奏でて』 雑誌あぶ☆LOVE、全1巻
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
- アップル ロケット』(作者のブログで時々、紹介されている)