この世を花にするために (橋幸夫の曲)

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この世を花にするために(このよをはなにするために)とは、橋幸夫の楽曲である。

概要[編集]

1970年発売。警察官、特に極左暴力集団のテロ行為の取締・鎮圧で過酷な勤務を強いられ、世間の無理解から後ろ指を指されるという酷な状況下に置かれていた機動隊員を鼓舞する歌として佐々淳行警視正、秦野章警視総監の発案により制作が決定した。

秦野警視総監と川内康範の間に個人的なつながりがあったことから、楽曲の制作計画はすぐに動いたという。本曲は機動隊員の愛唱歌でもあり、歌詞には機動隊の文言が含まれている。

B面収録曲は『この道』。A面のこの世を花にするためにと対になるよう製作され、歌詞からは意図的に警察・機動隊らしさを排除している。

警察音楽隊の公開演奏会などで演奏が披露されることがある。

セルフカバー版[編集]

2021年発売のラストシングルこの道を真っすぐにに斉藤真也が編曲したこの世を花にするためにとこの道のセルフカバー版が収録されている。なおこの道については3番の歌詞の「避けずにいこうよ」が「歩いていこうよ」に改変されている。