くーねるまるた
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概要[編集]
『ビッグコミックスピリッツ』2012年36・37合併号より連載されている。
ストーリー[編集]
ポルトガルから日本にやって来たマリア・マルタ・クウネル・グロソ。貧乏ながらもお金を工夫して安くおいしい食事を食べている。笑明館のみんなや外出先の色々な人々との交流を通して、今日も楽しく過ごすのだった。
登場人物[編集]
笑明館[編集]
- マリア・マルタ・クウネル・グロソ
- 本作の主人公。笑明館の一室に住んでいる。実家はポルトガル。
- 都市工学の研究のためにポルトガルから東京の大学院に留学してから2年、修士論文も提出しているが、日本に残ることにした。お金はあまりなく、節約して貯めたお金で築70年の笑明館に住んでいる。工夫してあまりお金をかけない料理を作る。
- 美緒子(みおこ)
- マルタの隣室の住人。上野の国立子ども図書館で司書の仕事をしている。マルタにお勧めの絵本や児童文学を紹介している。
- 神永(かみなが)
- 1階に住んでいる。女医。町田の病院に勤務しながら独学で美大を目指していて、実家近くの笑明館をアトリエ用に借りている。
- 由利絵(ゆりえ)
- 眼鏡をかけている女性。実家は北海道。
- 前田 小春(まえだ こはる)
- 笑明館の大家。
その他[編集]
- 美智子(みちこ)
- 芸大出身。子育てを終えており、マルタの近所で子供向け絵画教室を開いている。マルタも時々手伝いに来ている。
- 国枝(くにえだ)
- 古道具屋のオーナー。神永の知り合い。投資銀行で仕事をしていたが、数年前に引退して現在の職に就いた。神永はその理由を聞いたらしいが、泥酔しており「何かの絵本を読んだことがきっかけ」というくらいしか分からないでいる。
- マルタがお金がないときに、店番のバイトをして世話になっている。給料を時給か歩合かで選べる。
- 廣岡
- マルタと大学院で同じ研究室にいた男性。眼鏡をかけている。愛称「ヒロさん」。カレー屋でポーク、肉なしでの注文をしていた。
- 行商のお婆さん
- 第27話 お婆さんの贈り物から登場。青森から孫の大学入学祝いのために自家製リンゴ酢を売りまわっているとマルタに話していたが、神永には余命いくばくもない嫁に着物を買っているためにリンゴ酢を売っていると話していた。第28話では、マルタが嫁に家まで豆腐を届けてほしいと言われて時間がないと困っているご主人の代わりに届けたとき、くしくもその家の婆さんと同じ人物であった。
- 智代
- 第28話でご主人の代わりにマルタが豆腐を届けた奥さん。
- 藤井
- 「第29話 お花見」より登場。マルタの大学院時代の友人。一家でカヌーが趣味。大学院を出た後、アフリカに蟹の研究に出かけて、日本に帰ってきた。
- 伊藤
- 「第32話 先生」より登場。都内の大学で建築史を教えていたが、退職した後は逗子に移って釣りと読書の日々を送る。無口だが、奥さんは愛想がいい。興が乗るとウクレレを披露するが、演奏は微妙。
- 数代(かずよ)
- マルタと時々銭湯で一緒になる世話好きのおばさん。肉屋を切り盛りしており、6人の子供を育て上げた。
- BAR Sir-whoのマスター
- 国枝が見つけてマルタを連れてきたバーのマスター。一人でバーを経営している。
単行本[編集]
ビッグスピリッツコミックススペシャル(小学館)より発売。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2013年2月4日(2013年1月30日発売) | ISBN 978-4-09-184847-5 |
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2 | 2013年6月4日(2013年5月30日発売) | ISBN 978-4-09-185305-9 |
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3 | 2013年12月4日(2013年11月29日発売) | ISBN 978-4-09-185728-6 |
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