かいごもり祭

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かいごもり祭(かいごもりさい)とは、岡山県新見市の唐松位田で行なわれている祭りである。

概要[編集]

新見市の唐松位田で古くから行なわれている祭りで、祭日は正月の亥の日である。これは一種の厄除け行事で、当地の貴重な無形文化財として人々によって継承されている。

祭りの内容は祭日の未明に2人の人足を伴った神官が水垢離をとって身を清め、その足で弥山に向かい、弥山山頂で氏子300名のその年の吉凶が占われる。この神事が終わるまで、氏子は雨戸を立てて火を消して、じっと家に籠もっていなければならない。これが「かいごもり」の名称の由来であり、現代ではある意味奇祭というものである。