おとミヤ!

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おとミヤ!』は、永野あかねによる日本漫画作品

概要[編集]

ドキッ! Special』2007年3月号から2008年12月号まで連載された漫画作品。単行本は2巻まで発売されているが、2008年5月号までしか収録されていない。そのため、最終回までを見るには雑誌を買う必要がある。

ストーリー[編集]

竹取美矢は倒れた祖母に代わって、かつて自分が遊んでいたおとぎ荘の管理人をすることになる。そこで出会った一寸谷鷹にはムカつきつつも徐々に打ち解けていく。そんな中、美矢は様々な恋を経験していく。

登場人物[編集]

おとぎ荘[編集]

竹取 美矢(たけとり みや)
本作の主人公。16歳の女子高生。1-A所属。倒れた祖母に代わっておとぎ荘の大家の代わりを住み込みでやることになる。住人のみんなが管理人になることに抵抗があるということで一度は辞めることも考えたが、祖母の話を聞いて続けることにする。そして、水道の破裂の後始末をしたことで住人に管理人として認められた。
高校ではおとぎ荘の管理人との兼任は無理じゃないかと考えつつも、つぐみにアドバイスをもらったことで陸上部に所属する。
入学式に道に迷ったところを案内されたことをきっかけに教師の源氏に想いを寄せていたが、みんなで海に行ったときに源氏に田舎の学校に赴任することになったと告げられて恋が終わる。その後、かつてお兄ちゃんと慕っていた隼が帰ってきたことで気になる存在となるも、鷹のことも気になるようになる。
一寸谷 鷹(いっすんだに たか)
おとぎ荘の住人の男。男子高校生で学年一位の成績を取るなど頭は良い。最初は美矢を大家の代わりと認めていなかったが、一生懸命に仕事をしている美矢を見て管理人として認めるようになる。
ストレートにものを言うため口が悪いところがあるが、面倒見は良い。
竜宮寺 つぐみ(りゅうぐうじ つぐみ)
おとぎ荘の住人の女。巨乳。最初は美矢が管理人になることに抵抗があったが、水道管の破裂の後始末を美矢が徹夜でやったことで管理人として認めた。
セクシーな女性であり、美矢が色恋で悩んでいるときも色気で勝負するように言ってくる。
鞍馬 鈴花(くらま りんか)
203号室に住んでいる女性。眼鏡をかけている。巨乳で、美矢に高校の制服を借りたときも胸がきつかった。小説家で滅多に外出しないため、つぐみも住んでから三年間会ったことがなかった。部屋はキノコが生えるほど汚かったが、美矢によって掃除をされて綺麗になった。
小説のアイデアが出ずに困っていたところを美矢に小説の舞台と同じ場所に行ってみればいいと高校を案内される。そこでアイデアを思いついたことで、アイデアが出ないときには取材をするのが一番だと思い至った。
桃泉(とうせん)
おとぎ荘の住人の男。
美矢の祖母
おとぎ荘の大家。入院してしまい、美矢におとぎ荘の管理人を任せる。

高校[編集]

美矢の通っている高校の関係者。

源氏(げんじ)
美矢の通う高校の数学教師。眼鏡をかけた男性教師で美矢の片思いの相手。入学式に道に迷ったところを案内したことで、美矢に想いを寄せられるようになった。
田舎の学校で教鞭をとっている恩師の頼みで田舎の学校に赴任することになり、美矢の学校を辞める。
朝湖(あさこ)
美矢のクラスメイトで友人の女性。美矢と同じ陸上部に所属している。髪はポニーテールにしている。
つぐみと色気を競って張り合うことがある。
花咲(はなさか)
新任の女性教師。

その他[編集]

一寸谷 隼(いっすんだに しゅん)
鷹の兄。日本の支社勤務が決まって日本に戻ってきて、おとぎ荘を訪れる。ネルシャンジャパンの社長。弟のことを溺愛している。
秘書
隼の美人秘書。
美春
美矢の母親。夫とは離婚している。
美矢の父親
妻とは離婚している。美矢がおとぎ荘の管理人をすることに反対だが、美矢が承知したならと仕方なく認めている。

単行本[編集]

バンブーコミックス DOKI SPECIAL SELECT竹書房)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
おとミヤ! 1 2008年4月17日(2008年3月17日発売) ISBN 978-4-8124-6803-6
  • 一之巻「思い出にヒラヒラ!」
  • 二之巻「おとぎ荘でドキドキ」
  • 三之巻「ラブレターでハラハラ」
  • 四之巻「取材でアワアワ」
  • 五之巻「校舎でハラハラ!」
  • 六之巻「追試でラブラブ♥」
  • 七之巻「ビーチでクラクラ」
  • あとがき
おとミヤ! 2 2008年10月30日(2008年10月16日発売) ISBN 978-4-8124-6892-0
  • 八之巻「月夜にホロホロ」
  • 九之巻「再会でウキウキ!」
  • 十之巻「パーティでキラキラ」
  • 十一之巻「鍛えてメソメソ」
  • 十二之巻「追いかけてビクビク!」
  • 十三之巻「迫られてバクバク!」
  • 十四之巻「カミナリでブルブル!」
  • あとがき

外部リンク[編集]