おしゃれ泥棒
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『おしゃれ泥棒』（おしゃれどろぼう、How to Steal a Million）は1966年のアメリカ映画。オードリー・ヘプバーンとピーター・オトゥール主演のロマンティック・コメディ。監督は『ローマの休日』『噂の二人』でヘプバーン映画を撮ったウィリアム・ワイラー。
物語[編集]
美術品収集家として知られているシャルル・ボネは、贋作画家で、自分で制作した偽の美術作品を売る裏稼業をしており、娘のニコルは父親に贋作作りをやめるよう忠告するが聞いてもらえない。シャルルを疑う美術商のソルネは、美術鑑定の専門家であるデルモットに調査依頼する。デルモットは夜間にシャルルの家に潜入してニコルにあっさりと見つかりは自分は泥棒だと嘘をつく。ニコルは、父が美術館に出展した贋作の「チェリーニのヴィーナス像」を盗み出してほしいと依頼する。美術館が、ヴィーナス像を科学鑑定にかける事を知ったからだ。ニコルはデルモットを父に見つからないよう送るが、ネグリジェの上にピンクのコート[1]とピカピカの長靴という格好が通行人の視線を浴びる。デルモットが別れ際にキスをしたため、ニコルは驚き恍惚となる。一方、ニコルと別れたデルモットは、ヴィーナス像を盗み出すための作戦を考える。
キャスト[編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| フジテレビ版 | ||
| ニコル・ボネ | オードリー・ヘプバーン | 池田昌子 |
| サイモン・デルモット | ピーター・オトゥール | 中村正 |
| デイヴィス・リーランド | イーライ・ウォラック | 穂積隆信 |
| シャルル・ボネ | ヒュー・グリフィス | 久松保夫 |
| ベルナード・ソルネ | シャルル・ボワイエ | 和田文夫 |
| グラモン館長 | フェルナン・グラヴェ | 上田敏也 |
| 警備長 | ジャック・マラン | 大宮悌二 |
| 執事マルセル | バート・バートラム | 糸博 |
脚注[編集]
- ↑ 販促スティル写真やDVDジャケットでは半透明ビニールのコートに長靴。