ぇ(小文字の「え」)は、日本語の音節・かなの一つ。ここでは、片仮名の「ェ」についても言及する。「え(エ)」を小書きにした文字である。外来語や方言において使用される。
- 前の音がい段の音の場合は、「いぇ」となり、「や行のえ段」と一致する。前の音と繫げて1モーラとし、拗音と同じになる。
- 前の音がう段の音の場合は、「うぇ」であり、「わ行のえ段」と一致する。前の音と繫げて1モーラとし、拗音になる場合がある。「くぇ」「すぇ」「ずぇ」がある。「すぇ=せ」「ずぇ=ぜ」とほとんど同じである。
- 前の音がえ段の音の場合は、「えぇ」←「え」とほとんど同じである。
データー[編集]
- 平仮名(ぇ)
- 総画:2画
- 字源:?
- 片仮名(ェ)
- 総画:3画
- 字源:?
- 順序
- ローマ字入力:XE。Windowsの「Microsoft IME」の初期値、スマホでは、「XE」とは限らず、「LE」が「れ」ではなく「ぇ」に割り当てられている。このLはおそらく、「Lowercase(小文字の英語)」の頭文字か、「Little(小さいの英語)」の頭文字である。「LE=ぇ」の定義は、「Lowercase・え」(日本語訳=小文字の『え』)である。