うちの巫女が一番かわいい!

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うちの巫女が一番かわいい!』(うちのみこがいちばんかわいい!)は、早矢塚かつやによる日本ライトノベル作品。イラストは庄名泉石

概要[編集]

2015年5月20日に一迅社文庫より刊行されたライトノベル作品。キャッチフレーズは「べた惚れバカップル学園ファンタジー」。

ストーリー[編集]

新堂碧人は、デミゴッドとして神座州学園に通う男子高校生。ラッキースケベ体質のために、学園の女の子からは穢れ扱いをされていたが、桜の木で出会った巫女の御阿礼木咲夜と契約することになる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

新堂 碧人(しんどう あおと)
本作の主人公。神座州学園の二回生。デミゴッドとしての神脈の影響でラッキースケベ体質であり、神座州学園の女子に「穢れ」と呼ばれてしまっている。巫女を選ぶ儀式は、巫女を「穢れ(けがれ)」させることで、咲夜を巫女にして一緒に暮らすことになる。父親の事業の失敗によって、デミゴッドとしての奨学金で何とか高校に通う。砂浜の上のあばら家に暮らしていたが、咲夜と一緒に暮らすようになってから海の家としての営業も始める。
二つ下の受験生の妹がおり、バイト代は妹の塾の月謝代として仕送りしている。父親は自分がつくった借金を息子に支払わせないと受け取っていない。
乙葉の暴走の事件で自身の神脈が「スサノオ」だと判明する。
御阿礼木 咲夜(みあれぎ さくや)
本作のメインヒロイン。神座州学園の二回生として転入してきた巫女。五大社の一つで木火土金水(もっかどごんすい)の『木』を司る序列第一位の御阿礼木家の娘。着痩せしており、胸は大きめ。泳ぎは苦手。
金ヶ崎明乃の巫女になるために学園にやってきたが、奉仕先として乗り気ではなかった。しかし、桜の木で碧人と出会って元気づけられる。その後、碧人のラッキースケベによって巫女装束の中に顔を突っ込まれたことで、碧人の巫女となり、明乃の巫女になる話は流れた。だが、咲夜自身は碧人に元気づけられたこともあって碧人の巫女になること自体は悪い気はしていない。東京ディバインピックを碧人と共に勝ちあがろうとしている。
実はデミゴッドとして神脈の力ももっているが、力を封印してそのことは隠している。
金ヶ崎 明乃(かねがさき あけの)
本作のヒロインの一人。ヴィーナスのデミゴッドの女性。金髪にアメジストの瞳をしており、胸はGカップと巨乳。多くの巫女を連れている。
碧人にはラッキースケベを発動されたこともあって敵視していた。碧人をバカにしたことで咲夜が怒ったために碧人と勝負することになるも、咲夜によって取り巻きの巫女の服が脱がされたために、巫女のことを慮って撤退する。そして、海の家でもう一度勝負を挑むも、召喚したクラ―ケンがボインちゃんが好きと触手で絡みつかれて身動きが取れなくなり、取り巻きの巫女も触手に絡みつかれてしまう。しかし、碧人に助けられたことで、碧人に対して好意を持つ。そして、本当の自分の性格を表に出したうえで碧人と友達になり、アプローチをしかけるようになる。
もともとは黒髪三つ編みお下げの地味な女の子だが、ある朝にデミゴッドとなって金髪巨乳となった。そのため、男の人は苦手でやや弱気だが、みんなが望むヴィーナスのデミゴッドとして頑張っていた。Mの気がある。

神座州学園[編集]

金ヶ崎 乙葉(かねがさき おとは)
明乃の双子の妹。乙姫のデミゴッドとして碧人のクラスに転入してくる。明乃が碧人のことであたふたしたりするのを面白がったりする。
明乃が大好きで、明乃を家から自由にさせるために力を手に入れようとした。
松江 善光(まつえ よしみつ)
碧人の友人の童顔の少年。碧人とは一年の頃から同じクラス。神脈は菅原道真。
七竈 梓(ななかまど あずさ)
善光の巫女。碧人の一つ上の学年で、善光と学年でも有名なカップルとなっている。
シャーリー=アスカ=ウェスト
碧人のクラスのドルイド巫女。ほのかとはバカップルで有名。
後白河 ほのか(ごしらかわ ほのか)
シャーリーの信奉する女神。シャーリーとはバカップルで有名。

用語一覧[編集]

神座州学園(かんざすがくえん)
デミゴッドと巫女が通う学園
デミゴッド
神と人間のハーフ。神力をもつ。世界中のどの神の系譜にいるかを示す神脈があるが、神脈がはっきりと判明しないことも多い。成人になると力を失う。
巫女
デミゴッドに仕える人。巫力(ふりょく)と呼ばれる力をもつ。デミゴッドに仕える際の儀式はデミゴッドによって様々。
東京ディバインピック
デミゴッドと巫女がチームを組んで参加するデミゴッド同士の争いで四年ごとに開催される。

単行本[編集]

タイトル 初版発行日 ISBN その他 サブタイトル
うちの巫女が一番かわいい! 2015年6月1日(2015年5月20日発売) ISBN 978-4-7580-4702-9
  • プロローグ 理想の巫女の純潔を奪ってしまう
  • 第一話 理想の巫女に背中を流してもらう
  • 第二話 理想の巫女に「あーん」をしてもらう
  • 第三話 理想の巫女に耳かきしてもらう
  • 第四話 理想の巫女にポッキーゲームをしてもらう
  • 第五話 理想の巫女の、巫女服に透ける下着について考察する
  • 第六話 理想の巫女の純潔を改めて奪う
  • エピローグ 理想の巫女とお風呂に入る

外部リンク[編集]