「オタクだからこそ女の子をまもります」宣言
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「オタクだからこそ女の子をまもります」宣言(オタクだからこそおんなのこをまもりますせんげん)は、2004年3月12日に個人のウェブサイト上で公表されたものである。同年8月末までに300以上のウェブサイトが賛同を表明した。
参加資格は「オタク=性犯罪予備軍と見られる風潮に異議ありなサイト様」「オタクが犯罪に走るのは、もうカンベンしてよ、とお嘆きのサイト様」のどちらかに該当すること、とされている。
宣言の背景[編集]
2004年3月11日に群馬県高崎市で発生した女児殺害事件の犯人(2005年12月に無期懲役刑確定)の趣味がアニメ・コンピュータゲームなどであり「少女の人形」を所有していたオタク趣味である、とマスメディアでセンセーショナルに報道されたことから社会のサブカルチャーに対するバッシング傾向が強まることに危機感を抱いた発起人が事件の翌日、サイト上で公表した。
宣言の趣旨[編集]
- 「オタク=犯罪者予備軍」的な差別及び、そうした偏見を助長する報道に反対する
- 可愛い女の子が辛い目に合う状況を断固否定し、犯罪に手を染めないことを誓う
批判[編集]
インターネット上では、本宣言に対して以下のような批判も為されている。
- 「女の子をまもっているボク」と言う一種の自己陶酔で、現実社会において女性に対して思いやりを示すことにはならない。
- 「オタク」全体のイメージアップでは決してなく、賛同者個々人が社会から「自分は性犯罪者予備軍ではない」と思われることにしか関心が無いように思える。