しりとりバトル
普通のしりとり(遊び)とは異なります。
しりとりバトルとは2020年10/9、ささみjpがリリースした、しりとりをしながら相手のHPを削っていく、スマホアプリ、ブラウザゲームである。略称としては「しりバト」が多く用いられる。
概要[編集]
しりとりバトルは、名前の通りしりとりをするゲームだが、単語一つ一つにタイプが付いており[注釈 1] 、タイプ同士には相性がある。[注釈 2]→#タイプ(属性)これらのタイプ相性は相手のタイプ付きの単語のあとに自分がタイプ付き単語で攻撃することで発動する。言わば、ポケモンとしりとりを合体させた感じである。
ゲームシステム[編集]
戦闘[編集]
このゲームの戦闘は2人(もしくは1人vsCPU)対戦である。
それぞれ、最初は攻撃力と防御力は互いに1.0倍の状態から始まる。
まず一番最初の文字はあ〜わ行のひらがな(ぬ、も、を、ん を除く)からランダムに決められる。
そして先攻が最初の文字から始まる単語を打ったら後攻にターンが回り、後攻は先攻の人が打った単語の終わりの文字から始まる単語を打たなければならない。
そして、後攻が単語を打ったら、先攻にターンが回り後攻の単語の終わりの文字から始まる単語を打ち、後攻にターンが回り…。
これが、どちらかの体力が0になるか、どちらかが「あきらめる[注釈 3]」、もしくはサーバーとの接続が切れるまで続く。
単語[編集]
使用する単語について[編集]
このゲームでしりとりで使う単語はすべてひらがなで表記される。漢字で単語を入力することはできず、カタカナで入力することは可能だが、ゲームではひらがなで表示される。また、ひらがなとカタカナをどちらもつかった場合でも、入力することができる。
(例:「僕のヒーローアカデミア」という単語を使いたいなら「ぼくのひーろーあかでみあ」、「ボクノヒーローアカデミア」、「ぼくのヒーローアカデミア」などと入力しなければならない。)
つまり、基本的に変換してはいけない[注釈 4]
また、一度使った単語は、特性:はんしょく を使って、動物タイプを使わない限り、再度使用することはできない。
参照する辞書について[編集]
このゲームは参照する辞書がIPA辞書とNEologd辞書、そして運営が独自に作った(と思われる)タイプ付きの辞書だと考えられており、(はてなキーワードであるという説もある。)これらの辞書に載っている単語(-運営が削除した単語)が使えるので、固有名詞やことわざなども使用することができる。[注釈 5]
辞書の影響で、単語内の「ほう」や「ぞう」は「ほー」や「ぞー」[注釈 6]に変えても使える。[注釈 7]
(例:ぬまだたかぞう、ぬまだたかぞー ぼうくうほう、ぼーくーほー ぷろいせんけんぽう、ぷろいせんけんぽー いずれも使用することができる。)
また、辞書の影響で「ぢ」と「じ」、「づ」と「ず」には互換性があり、単語内の「ぢ」や「づ」の部分を「じ」や「ず」に変えても使用することができる。(ちなみに、「じ→ぢ」、「ず→づ」は無理である。)
さらに辞書の影響で、助詞の「は」と「わ」、「へ」と「え」、「を」と「お」に互換性がある場合があり、単語内の「は」や「へ」や「を」の部分を「わ」や「え」や「お」に変えても使用できることがある。[注釈 8](ちなみに、「わ→は」、「え→へ」、「お→を」は無理である。)
特殊な単語[編集]
「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」で終わる単語を使用したとき、次のターンの人はそれぞれ、「あ」「い」「う」「え」「お」「つ」「や」「ゆ」「よ」から始まる単語を打たなければならない。このルールにより、小さい文字から始まる単語は使用することができない。(「ぁ」や「ぇ」が単語として存在している)
「ー」で終わる単語を使用したとき、次のターンの人は「ー」の前の文字から始まる単語を打たなければならない。 (例:ぬまだたかぞー→ぞから始まる単語を打たなければならない)
「ぢ」「づ」「を」で終わる単語を使用したとき、次のターンの人はそれぞれ、「じ」「ず」「お」から始まる単語を打たなければならない。このルールにより「ぢ」「づ」「を」から始まる単語は使用することができない。(「ぢば」、「づかじぇんぬ」、「をんなひゃくにんいっしゅ(遊び)」などで、いくつかの有属性も含まれる。先述の通り、これらの単語は「じば」「ずかじぇんぬ」「おんなひゃくにんいっしゅ」として使用可能ではあるものの、有属性に関しては別のタイプや無属性になるものがほとんど。)
「ゝ」「ゞ」で終わる単語は使用できない。[注釈 9]
「ん」「んー」で終わる単語を使用しよう[注釈 10]としたとき、このゲームはあくまでしりとりなので使うことはできずに、もう一度別の単語を入力するように求められる。これにより、「ん」から始まる単語を使用することができない。(有名どころだと「んごろんごろ」や「んじゃめな」)
「ゔ」で終わる単語(「らんでゔー(理科/機械)」など)も使用することができない。これにより、「ゔ」から始まる単語も使用することができない。(「ゔぇーる(宗教)」など)[注釈 11]
「ゑ」「ゐ」を含む全ての単語(「すゑ」「よゐこ」など)は使用することができない。[注釈 12]
「ゎ」で終わる単語は使用することができない。[注釈 13](「いんたーりんぐゎ」「たるまくゎ」など)
「ーー」で終わる単語は使用することができない。[注釈 14](「いるゔぁーもーー」のみ)
「斥」で終わる単語は使用することができない。[注釈 15](「ひん斥」のみ)
「血」で終わる単語は使用することができない。[注釈 16](「ないしゅっ血」のみ)
最後の2つは辞書側のよみがな設定ミスである。
また、「んー」「ゔ」「ゑ」「ゐ」「ゎ」「ーー」「斥」「血」で終わる単語と「ん」から始まる単語は一時期使用することができていた。→#詰み単語
タイプ(属性)[編集]
前述の通り、このゲームには単語ごとにタイプが付けられている。タイプは全25個+分類なしの26個である。分類なしはデフォルトのタイプで、それ以外の25個は運営が手作業で1つづつ付けたものである。これらのタイプは概ね納得できるタイプ付けとなっている。[1](これを、「有属性」や「タイプ付き単語」と呼ぶことがある。)
タイプ相性[編集]
ポケモンと同じように、このゲームにはタイプごとの相性が存在する。例は#脚注2を参照。
- 「こうかばつぐん」は大きなダメージ、「ふつうのダメージ」は名前の通り、「いまひとつ」は小さなダメージ、「こうかなし」はダメージ0 である。
- 基本的にあるタイプの単語のあとにあるタイプと同じタイプの単語を使うと効果は「いまひとつ」になる。(例外あり)
タイプごとの説明[編集]
- 暴力タイプ:「ちみどろ」「かいめつ」など。このタイプが含まれている単語を使うと、通常、攻撃力が2段階下がる。(特性:「むきむき」使用時は1段階。また、複合タイプの場合は複合側の効果が優先される場合がある。)ほとんどのタイプに弱点を突く(こうかばつぐん)ことができる。また、複合タイプが多いことも特徴。→#複合タイプ。これらの特徴から、即死→#即死などの相手の体力を削り切る「締め」のとき、最後の最後に煽りやネタとして使われることが多い。また、特性:「かくめい」と組み合わせる「つよし戦法」なるものや、黒き毒針や固き毒針という一部の戦法でも使われる。あと、暴力タイプに暴力タイプは効果抜群である。
- 食べ物タイプ:「おむらいす」「ぐるめ」など。このタイプが含まれている単語を使うと、通常、体力が20回復する。(特性:「いしょくどうげん」使用時は体力が40回復する。)なお、飲み物や飲食チェーン店、食べ物に関する道具やほぼ食べ物ではないものなど[注釈 17]も基本的に食べ物タイプに含まれる。
- 地名タイプ:「ぬまづ」「とうきょう」など。このタイプが弱点のタイプは存在しない。固有特性が「グローバル」という
使い物にならない弱いやつなので活躍の機会は少ない。[注釈 18]単語の量が1700個以上と豊富である。 - 社会タイプ:「いんぜい」「いべんと」など。このタイプには、特性:「俺文字」[注釈 19]以外の特性の効果は適用されない。このタイプが弱点のタイプも多いが、このタイプ自体も弱点が多いため、即死も多い。複合タイプもかなり多く、特に社会/暴力の7文字以上は多いので、暴力タイプなどの即死に用いられる事も多い。後は「ずーむいんすーぱー」もよく用いられる。(7文字以上だから俺文字の効果が適用される、医療単語の無い「ぱ」終わり、ず攻めされることは多い)
- 動物タイプ:「すずめ」「いか」など。食べ物タイプに弱点を付けるのはかなり優秀。また、ご終わり、ぱ終わりなどの医療が無い文字で終わる7文字以上の単語も存在するのはかなり良き。(食べ物に対し36ダメージくらいを与えることができ、相手は医療タイプで40HP回復することができない。)後、〜いぬ系(のらいぬ、しばいぬ)でこのゲーム最強(食べ物でも医療でも一切回復できなかったが、2023年11/27のぬ始まり有属性単語追加で「ぬかづけ」が追加されたことにより、6倍弱点はあるが、1度だけ回復することはできるようになった。)の「ぬ」終わりで食べ物に対して弱点をつくことができる。強強である。[注釈 20]
- 感情タイプ:「かいらく」「くつう」など。稀にこのタイプを使ってゲーム内でコミュニケーションを取ろうとする人がいるが、このタイプ自体に弱点がおおいため、大抵は即死されて終わる。[注釈 21]固有特性は「じょうねつ」であり、攻撃バフなのでそれなりに強い(はず)ぐらいの印象だったが、2023年11/27のぬ始まり有属性単語追加により、「ぬれぎぬ(感情)」が追加されたことで、ぶそうと同じく初手俺文字ぬ攻めに対応できるようになり、一気に地位が向上した。
- 植物タイプ:「き」「くさ」など。固有特性「やどりぎ」のイメージが強いが、それ以外の役目がほぼなく、意外と地味な存在。まず7文字以上の複合タイプが少ないため即死に使う機会もすくない。そしてやどりぎ最強時代の時に急開拓された即死も多くある。さらに、このタイプが弱点のタイプはそれなりに少ないため本当に使える場面が少ない。
- 理科タイプ:「そら」「かりうむ」など。よく、動物タイプや植物タイプ、天気タイプを即死するときに用いられる。固有特性が「じっけん」という「グローバル」と同様に弱いやつなので即死するとき以外での活躍の機会はほとんどないと思われていたが、結構な量の理科タイプ単語が実質弱点[注釈 22]が存在しないため、最近は実質弱点なし有属性として使うことがある。弱点は暴力タイプ、数学タイプのみと少なく、理科単タイプを即死する単語は存在しない。
- 遊びタイプ:「しりとり」「ばとる」など。お笑い芸人や大体のVTuberの名前も大抵は遊びタイプに分類されている[注釈 23]。主に固有特性である「かくめい」を使用するときに用いられる。特性:「ロクロ」[注釈 24]の対抗馬として急速に開拓された。特性:「かくめい」を使って、自分と相手の能力変化をひっくり返し合うことを一般に「革命合戦」と言われている。「革命合戦」においては、「ざ」や「ぶ」の文字で相手に返すことが定石となっている。[注釈 25]また、前述した通り、暴力タイプの単語を打って自分の攻撃力を下げてから「かくめい」によって上げ直す「つよし戦法」[注釈 26]が有名。
- 人物タイプ:「つよし」「たなか」など。ほぼ地名タイプと同じ扱いかそれ以下となっている。このタイプが弱点のタイプは存在せず、固有特性が「きょじん」という
負け組特性だが、暴力の複合タイプも多く、即死の時にまれに活躍する。また、このタイプ自体弱点が多いので、大体の単語が即死される。ささみのプログラムミスなのか人物関連の単語であるのにも関わらず、人物タイプではない単語も多くある。[注釈 27] - 服飾タイプ:「いふく」「どれす」など。このタイプが弱点のタイプは植物タイプと人体タイプしか無く、即死するよりも、固有特性である「かさねぎ」を使うときに用いられることが多い。他の防御力を上げられる特性のタイプと比べて弱点が多く、防御力を上げるにはあまり向いていないが、「ぬ」から始まる単語が最も多いので、ぬ攻め対策としてよく用いられる。そのため、黒き毒針の亜種(黒い毒針)や六色文字という一部の戦法でも使われる。また、珍しい語尾の単語が多い。[注釈 28]
- 工作タイプ:「ぎざぎざ」「みぞ」など。動物タイプや植物タイプの即死によく用いられる。固有特性は「ぶそう」で、攻撃バフである。このタイプは弱点が少なく、攻撃力を上げられるタイプの中では優秀な方とされる。また、ぬ攻め対策として「ぬりかべ受け」という戦術がある。[注釈 29]よく攻撃力がぐーんと上がる「ロクロ」と性能を比較される。
- 芸術タイプ:「ずが」「もなりざ」など。基本的に芸術の複合タイプはマイナーな単語が多い。固有特性は「ロックンロール(ロクロ)」で、この「しりとりバトル」というゲームを象徴するほど、攻撃バフの中では一番の強さを誇る。[注釈 30]。使い勝手が良く、使用難易度も比較的簡単であるため、ランダムマッチでも使う人が多い。様々な戦法が開拓され、「六色文字」や「黒き毒針」、「ロク保」[注釈 31]なるものなども存在する。また、初手で「もなりざ」「るいざ」を打たれるとどのように立ち回っても負け確となるため、最初の文字に「も」は回ってこない。
「る」は?ロクロが開拓されすぎたせいで、収集しにくい芸術タイプの単語がかなり初期の頃から広まっていた。優秀な単語と弱い単語の差が激しく、ぬ攻めにはめっぽう弱い。 - 人体タイプ:「て」「め」など。急所特性持ち2タイプ(人体タイプ、暴言タイプ)が弱点かつ、弱点になるタイプが8つ(しりバトの全タイプの中で植物と並んで一番多い)もあるせいか、このタイプの6倍以上弱点がとんでもなく多い。ただ、食べ物タイプに弱点を突ける上、暴力人体複合は結構多いため、固有特性の「からて」を用いて食べ物タイプや機械タイプを即死(主に6倍弱点)することに使うことが多い。
逆に言えばそれ以外の出番がほんとに少ない。 - 時間タイプ:「くろっく」「ほうかご」など。固有特性は「さきのばし」で、防御バフの中で唯一急所特性持ち2タイプに効果抜群をつかれないため、防御耐性がそこそこある。[注釈 32]ただし、単語数の少ないため使われることはほとんどない。
#ざんじ追加はよ時間タイプとなる基準が曖昧なところがある。[注釈 33]食べ物タイプに効果抜群で「ぐっどもーにんぐ」や「ごご」など、安全な医療タイプの単語がない文字を返すことができる点では優秀である。 - 機械タイプ:「いこらいざ」「きかい」など。このタイプが弱点のタイプは感情タイプ、動物タイプ、植物タイプ、工作タイプと多く、即死にかなり使われる。固有特性は「かちこち」で他の防御バフのタイプと比べて弱点が少なく、防御力を上げるときに最も使われやすい。特に、黒き毒針という戦法で使われる。防御耐性が優秀で複合タイプでも即死されないものが多い。また、実践でもよく使われるものが多い。[注釈 34]
- 医療タイプ:「うぃすぱー」「しんでんず」など。このタイプが含まれている単語を使うと、体力が40回復する。ただし、回復できる回数は5回と限られている。[注釈 35]ランダムマッチでは、戦況をひっくり返せるほど重要なタイプであるため、しりとりバトルを始める時は一番に覚えよう。
- 物語タイプ:「きみのすいぞうをたべたい」「ようこそじつりょくしじょうしゅぎのきょうしつへ」など。このタイプには、特性:「俺文字」[注釈 36]以外の特性の効果は適用されない。物語タイプにしかいまひとつにならず、このタイプ自体も弱点が少ないため、完全なる打ち得タイプである。ほぼ全てのポケモンが物語複合であるが、そのほとんどが即死される。
動物タイプや人物タイプがとても足を引っ張っていると思う。漫画や小説、アニメのタイトルも物語タイプであるため、7文字以上の単語も多い。 - 暴言タイプ:「くそげー」「つまんね」など。効果抜群となるタイプが暴力タイプにつづいて多いが、弱点となるタイプも植物・人体タイプにつづいて2番目に多い。そのため、即死(主に6倍弱点)以外に使われることはまず無い。固有特性は「ずぼし」。暴言タイプの単語を打ちまくって相手のメンタルを壊す面接官戦法があったとかなかったとか。
- 数学タイプ:「きすう」「ぐうすう」など。固有特性は「けいさん」で、攻撃バフである。このタイプは弱点が暴言のみと少なく、攻撃力を上げられるタイプの中では工作タイプに続き、優秀な方とされる。しかし、単語数の少なさが目立ち、は行から始める単語は「ほも」[注釈 37]のみである。理科にのみ効果抜群をつくことができるが、暴力と数学の複合である単語が無いので、[注釈 38]ほぼ即死に用いることはできない。
- 天気タイプ:「あめ」「くもり」など。固有特性は「たいふういっか」である。
ほとんど「かくめい」の下位互換の特性であることは内緒だ!特性:「ロクロ[注釈 39]」の対抗馬として遊びタイプと同様に急開拓された。ただし、単語数が遊びタイプより圧倒的に少なく、使われることは無いに等しい。最強の戦法だったロク保に対抗できると一時期話題になったが、アップデートにより仕様が変更されたため、結局日の目を見ることは無かった。天気タイプに関する戦法も今までにまともなものはできていない。天気タイプを即死する単語はマイナーであるため即死はされにくく、意外にも食べ物タイプや社会タイプに効果抜群をつくことができる。 - 虫タイプ:「いなご」「とんぼ」など。固有特性「どくばり」のイメージが強く、「どくばり」を用いた戦法もとても多い。「どく」は「やどりぎ」とは異なり医療タイプにより治すことができる。虫タイプ自身も、暴力に弱点をつかれないなど、防御耐性がそこそこある。しかし、単語数に偏りがあり、「どく」状態から逃れる医療回復ルートもある。[注釈 40]虫タイプの複合も少ないため、即死にはほとんど使われない。なお、虫タイプは医療タイプに効果抜群をつくため、特性:「ほけん」で倒されることも多い。
世はまさに大保険時代。 - 宗教タイプ:「うえでぃんぐ」「ねくろまんさー」など。暴力にしか効果抜群を突かれず、その上防御性能及び攻撃性能を兼ね備える最強のタイプ。複合でも即死されない単語が多い。よく、地名タイプや暴言タイプ、特に医療タイプを即死するときに用いられる。固有特性が「しんこうしん」という「グローバル」と同じような特性だが、タイプ相性が優秀であるためそこそこ実戦でも戦える。[注釈 41]短所としては単語数が少ないことが挙げられる。「とうほう(物語/宗教)」のせいでぬ攻めに対する「ぬきうちてすと受け」が失われた。[注釈 42]
- スポーツタイプ:「ごーる」「きーぱー」など。食べ物にしか効果抜群を突けないため、大体「俺文字」と共に使われる。固有特性は「トレーニング」で攻撃バフ系の特性である。ただし、「じょうねつ」の方が対応単語が多く、「けいさん」の方がタイプ自体の耐性が高く、「ぶそう」の方が汎用性が高く、「ロクロ」の方が性能が高いため、「トレーニング」は全てにおいて中途半端である。そのため、「トレーニング」使いはほとんどいないどころか、アンチがとても多い。
「トレーニング」は(暴言)![注釈 43]しばしば最弱特性としても揶揄される。 - ノーマルタイプ:「あいうえお」「あぞー」など。暴力にしか効果抜群を突かれないが、全てのタイプにいまひとつなので、使いどころがほとんど無い。固有特性:「デバッガー」による「無属性ぞ攻め」戦法が強すぎたため、2,3,4文字の「ぞ」終わりの大抵の単語がノーマルタイプに設定されている。[注釈 44]また、ノーマルタイプはバグに関係しているものもある。[注釈 45]単語数が最も多くそこそこ強い単語もあるにはあるが、タイプ相性が悪すぎて滅多に使われない。
ゲームモード[編集]
ゲームモードはシングルプレイとオンライン対戦の2つである。
シングルプレイ[編集]
このモードはいわゆるチュートリアルであり、ストーリーを見ることができる。ストーリー1をクリアするとストーリー2へ、ストーリー2をクリアするとストーリー3へ・・・というふうにストーリーをクリアすると次のストーリーに進める。ストーリーは#1〜#13までの13個。各ストーリーは、ストーリー1を除き、ストーリー選択画面から始める。[注釈 46]
それぞれのストーリーは、
- 対戦相手との会話
- 戦闘
- 対戦相手との会話
- 新特性取得(基本的に相手が使っていた特性+もう一個)
で構成されている。ただし、ストーリー1のみ対戦相手との会話が無い。新特性取得の後は#13「しりとりバトル」以外は特性選択画面に強制的に移行する。[注釈 47]
ストーリー1[編集]
ストーリー1は「はじめてのしりとり」でゲームを一番最初に始めるときに「はじめから」というボタンを押すことでそのまま戦闘が開始する。対戦相手は「あいて」(特性:不明(おそらくはんしょく))。先攻は相手で両者の最大体力は40。必ず初めに「りんご」を打ってくる。これに勝利すると「特性:はんしょく」をもらえる。
以下、ストーリーのネタバレ注意こういうゲームのストーリーで気にする人なんていない
ストーリー2[編集]
ストーリー2は「うらないバトル」で、対戦相手は「うらないし(会話場面では「占い師」名前:占い師のタカマツ)」(特性:じょうねつ)。先攻は相手で両者の最大体力は40。このストーリーで主人公は兄を探しにきたことがわかる。ヒントメッセージには、「「じょうきょう」で相性を見てみよう」と表示される。貰える特性は「じょうねつ」と「きょじん」。
ストーリー3[編集]
ストーリー3は「フード・ファイター」で、対戦相手は「いたまえ(会話場面では「板前」名前:寿司職人のフトシ)」(特性:いかすい)。先攻は相手で両者の最大体力は50。ここで「いたまえ」を倒せずに諦める人が多いため、2ターン目に「「とくせい」で戦い方を変えてみよう」、4ターン目に「とくせい「じょうねつ」を使ってみよう」というヒントメッセージが表示される。[注釈 48]貰える特性は「いかすい」と「ロックンロール」。
ストーリー4[編集]
ストーリー4は「ちからのだいしょう」で、対戦相手は「パワー(会話場面では「強盗」名前:銀行強盗のヤス)」(特性:むきむき)。先攻は自分で両者の最大体力は40。戦闘前の対戦相手との会話中の「早くしろ!!!!!!!!!!!1」が特徴的。貰える特性は「むきむき」と「トレーニング」。
ストーリー5[編集]
ストーリー5は「あんしん・ほけん」で、対戦相手は「めんせつかん(会話場面では「面接官」名前:保険会社のミチシロ)」(特性:ほけん)。先攻は相手で両者の最大体力は40。必ず初めに「りんご」を打ってくる。しりバトプレイヤーのほとんどが一度は負ける初見殺しのステージ。貰える特性は「ほけん」と「さきのばし」。
ストーリー6[編集]
ストーリー6は「ホンネとタテマエ」で、対戦相手は「めんせつかん(会話場面では「面接官」名前:ブラック企業のミチシロ)」(特性:ずぼし)。先攻は自分で両者の最大体力は40。ストーリー5の面接官より性格が悪くなっている。貰える特性は「からて」と「ずぼし」。
ストーリー7[編集]
ストーリー7は「ゾンビせんぽう」で、対戦相手は「ゾンビ(会話場面では「ゾンビ」名前:ゾンビ)」(特性:いしょくどうげん)。先攻は相手で両者の最大体力は40。ヒントメッセージには「「とくせい」で戦い方を変えてみよう」と表示される。貰える特性は「いしょくどうげん」と「かちこち」。
ストーリー8[編集]
ストーリー8は「しぜんのいちぶ」で、対戦相手は「そう(会話場面では「僧」名前:修行僧のシン)」(特性:どくばり)。先攻は相手で両者の最大体力は40。しりバトストーリークリアRTAにおいての鬼門となっている。貰える特性は「どくばり」と「たいふういっか」。
ストーリー9[編集]
ストーリー9は「やさいシンドローム」で、対戦相手は「スイカ(会話場面では「スイカ」名前:道端のスイカ)」(特性:やどりぎ)。先攻は相手で両者の最大体力は50。世界観がよく分からないことになっている。貰える特性は「やどりぎ」と「じっけん」。
ストーリー10[編集]
ストーリー10は「ちきゅう VS じんるい」で、対戦相手は「ちきゅう(会話場面では「地球」名前:地球そのもの)」(特性:グローバル)。先攻は相手で両者の最大体力は40。謎のす攻めをしてくる。貰える特性は「グローバル」と「しんこうしん」。
ストーリー11[編集]
ストーリー11は「ぎゃくてんマージャン」で、対戦相手は「つよし(みんなのアイドル)(会話場面では「つよし」名前:ギャンブラーのツヨシ)」(特性:かくめい)。先攻は相手で両者の最大体力は40。全財産は5万1000円。貰える特性は「かくめい」と「けいさん」。
ストーリー12[編集]
ストーリー12は「はがねのじょおう」で、対戦相手は「ひな(会話場面では「ひな人形」名前:ひな人形のマキ)」(特性:かさねぎ)。先攻は相手で両者の最大体力は40。単語検証をするときによく戦われていた。貰える特性は「かさねぎ」と「ぶそう」。
ストーリー13[編集]
ストーリー13は「しりとりバトル」で、対戦相手は「あに(会話場面では「兄」名前:兄のたかし)」(特性:おれのことばのもじすうがおおいほどいりょくがおおきくなるけんについて)。先攻は相手で両者の最大体力は100。貰える特性は「おれのことばのもじすうがおおいほどいりょくがおおきくなるけんについて」のみ。
実態[編集]
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特性[編集]
しりとりバトルには特性が25個あり、強いものから弱すぎるものまでかなりの振れ幅がある。 強い特性として初期特性でよく使われるものは 「ぶそう」「ロックンロール」「おれのことばのもじすうがおおいほどいりょくがおおきくなるけんについて」などがある。 初期特性に使いやすい特性は 「やどりぎ」「どくばり」がある。 初期特性にするには弱いが、戦いにおいて必要となる特性は 「いしょくどうげん」「かくめい」などがある。
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戦法[編集]
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即死[編集]
即死とは主にある単語のタイプに対して8倍以上の弱点をつくことを言う。[注釈 49]
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詰み単語[編集]
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脚注[編集]
- 脚注
- ↑ 例えば、「ごりら」は動物タイプ、「あいす」は食べ物タイプである
- ↑ 暴力タイプや暴言タイプには社会タイプが効果抜群や、動物タイプに暴言タイプは効果いまひとつ など
- ↑ 「逃げる」コマンドを使用するか、時間切れになるか、前のページに戻るか、しりとりバトルのタブを消すか、しりとりバトルのタブをリロードするか、デバイス自体の電源を切るか。どれもゲーム内ではすべて「あきらめた」判定になる。
- ↑ もっともこのゲームの廃人は、 デバイスのユーザー辞書機能で変換がしりとりバトルで使うひらがなだけの単語で埋め尽くされているので変換が時短になることもある
- ↑ 同じ辞書を使うゲームとして限界しりとりMobileがある。ただし、しりとりバトルでは使えるのに限界しりとりでは使えない単語があるため、しりとりバトル運営がいくつかタイプ付きの単語を追加したと考えられている。
- ↑ ほかに、「かあ/きい/くう/けえ/こお/こう」→「かー/きー/くー/けー/こー/こー」などが可能。「けい→けー」などは不可能。
- ↑ このような変換は文字攻めを行うときにとても重要であるが、単語の一部または全部に法則が適用されないこともあるので注意が必要である。(例:りゅうぐうじょう→りゅーぐうじょー)
- ↑ できないことも多い。
- ↑ 辞書には存在する
- ↑ 意図したダジャレではない
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 辞書には存在する。
- ↑ 例:「ぷーあるちゃ」「でにーず」「まないた」「どろみず」が代表的。
- ↑ グローバル信者のそら氏曰く、「医療の無い「わ」終わりが多いし、「ろーざんぬ」などのぬ終わりの単語もあるし、「ぬまづ」でぬ攻め止められるため戦える」とのこと。
ほんとかよ - ↑ おれのことばのもじすうがおおいほどいりょくがおおきくなるけんについての略
- ↑ ただし「特性:ほけん→#特性」の読み合いは付きもの。
- ↑ 先の2つなら、俺文字くそみそてくにっく(暴言/暴力)と俺文字うちゅうせんそう(物語/暴力)でそれぞれ即死。
- ↑ 暴力タイプを含まないもしくは即死が存在しない弱点単語のこと
- ↑ 遊び/人物タイプの「やなせたかし」がお笑い芸人もしくはVTuberである説や「うさだぺこら」がVTuberではない説が浮上した原因となっている。
- ↑ ロックンロールの略
- ↑ ざから始まるものは無く、ぶから始まるものはいずれも6倍以上の弱点がある。→#即死
- ↑ 「つよし戦法」のつよしはストーリーの登場キャラの名前からとられている。
- ↑ 例:「いたがきたいすけ(人体)」「つつごうよしとも(地名)」「きしのぶすけ(社会)」「りーちまいける(スポーツ)」など。
- ↑ 特に「ぬ」「ず」「ぜ」「ぶ」「ぴ」「ぺ」などが語尾の単語が他のタイプより比較的多い。
- ↑ ぶそう使いのやまだりょう氏によって発見されたが、開拓が進み、受けるには少し厳しいということが判明した。
- ↑ なぜか「ロクロ」だけ攻撃力が2段階上がるようになっている。「グローバル」や「きょじん」も見習ってほしい。
- ↑ 最強戦法であるが故に2023/10/8より使用不可
- ↑ 単語収集の難易度がそこそこ低かったこともあり、初期の頃から有志の人たちによって単語が収集・公開されていた。旧環境では強かった。
- ↑ 「すいようび」「きんようび」「どようび」「にちようび」があるのに、「げつようび」「かようび」「もくようび」がない!!!
- ↑ 「うぃんどうさいず」「かが」「くるーざー」「とろいのもくば」「ぬる」「がいがーかうんたー」「ばぐ」「ぶーぶ」などランダムマッチで見かけないことはほとんどない。
- ↑ 旧環境では無制限だったため医療ループが可能であった。
- ↑ おれのことばのもじすうがおおいほどいりょくがおおきくなるけんについての略
- ↑ 「ほも」が数学タイプである理由は謎に包まれたままである。
- ↑ #「すうがくやくざ 暴力数学」「かずのぼうりょく 数学/暴力」追加はよ
- ↑ ロックンロールの略
- ↑ 「りすあかね」→「ねむり」、「ぐそくむし」→「しんぐ」、「ずいむし」→「しんでんず」などが代表的。
- ↑ 「しんこうしん」使いのかりうむ氏によって、効果抜群を突きまくり、相手を保険にさせる戦法が生み出された。
- ↑ ちなみに、「とうほう」が広く知られるようになったきっかけの出来事は、2023年7/24にオプチャ内で行われた、しゃけさんVSしりとり太郎さんが制作したしりとりバトル最強CPU、「きかいあー」(初号機俺文字型)のフレンドマッチであり、当時はシンギュラリティだと騒がれた。そして、「きかいあー」の性別は不詳であるため、「きかいあーくん」「きかいあーちゃん」論争が勃発している。
- ↑ 主な「トレーニング」使いとしてやまだ寮氏が挙げられ、「トレーニングアンチ」のアンチとして活動している。
- ↑ 今では、ぞ終わりノーマルタイプの単語が逆に相手に「ロクロ」などの特性を使わせず、相手の体力を10を削るのに利用されている。
- ↑ 「しらみつぶ」や「ちかあいど」など意味不明な単語であったり、「くいにげ」や「ばいきんぐ」など謎のノーマル複合があったりする。
- ↑ ストーリー1も一度クリアしたらストーリー選択画面から始めることができる
- ↑ #13ではタイトル画面に戻る
- ↑ すでに特性を「じょうねつ」にしている場合は、2ターン目に「一撃で倒すためには?」と表示される。
- ↑ しりとりバトルの旧環境では体力が50に設定されていたため6倍以上の弱点をつくことが即死だった。なお、6倍弱点のことを即死に含んだり、準即死として扱ったりすることもある。
- 出典
- ↑ App Store-プレビュー-2023年8/13閲覧