Z80
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Z80とは、8bitのCPUのひとつ。設計者はインテルで 4004 などを設計したことで著名な嶋正利。
概要[編集]
通称「ゼッパチ」と呼ばれる製品は、ANSI規格に準拠した「Z80A」である。いろいろと機能を詰めこんだため、「命令語が直交していないのがイヤ」というので、一部のモトローラの 6809 の信奉者には嫌われることがあった。
アクセス可能なメモリ空間は 64KB であり、現代の感覚では「オモチャ」みたいなものであるが、なかなかどうして使いでがあった。現在のパチンコ台でも CPU はZ80A である。
人間生活との関わり・利用[編集]
リアルタイム制禦によく用いられ、大量生産されて「1チップ百円」と言われたくらいに普及した。8KB から 16KB くらいは ROM に割り当てられ、作業領域として使える領域は少なかったが、低解像度のディスプレイにおいてはさほど不自由はなかったと言伝えられている。将棋盤や碁盤のサイズや卓球台やテニスコートの広さに文句をつける奴はいないので、「グラフィックなんかにメモリを割く意味がわからん」というプログラマーにとっては遊び場でありリングであり激戦場であったという。
現在のパソコンだったらエミュレートしても実機よりも速いので、それなりに復活の目はあるかもしれない。