スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

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スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス (Supercalifragilisticexpialidocious) とは、映画「メリー・ポピンズ」の劇の中で出てくる楽曲である。この言葉は、嫌なことを忘れるためのおまじないの言葉とされる。

概要[編集]

1964年に発表された映画、メリー・ポピンズの劇中歌として使用された曲である。劇中では、言葉では表せないことを表現する際、また、楽しい生活を祈る際に唱えられた。例えば、メリー・ポピンズが競馬で当たり、取材を受け、言葉で表現できなかった際歌われた。曲名は非常に長いため、2007年のLG National Texting Championship(電子メール早打ち大会)の大会の問題として採用された。また、英語では間投詞的に使用される。なお、現在、本曲を由来とする日本語の歌曲が作られている。

由来[編集]

由来は、dociousaliexpilisticfragicalirupusという語の音節を逆にしたものである。メリー・ポピンズの主演女優である、ジュリー・アンドリュースは、当時の夫、トニー・ウォルトンが曲の終盤で歌った言葉が上記の単語に聞こえたことが由来と話している。

関連曲[編集]

海外では、テレビアニメの「ザ・シンプソンズ」では、原曲のパロディ版としてSimpsoncalifragilisticexpiali(Annoyed-Grunt)ciousという楽曲が発表された。 この曲名は、ホーマー・シンプソンが生み出した感嘆音であるD'oh! という言葉を「スーパーカリフラエクスピアリドゥーシャス」と置き換えたものであり、初期のシンプソンズの脚本を由来としている。 また、科学ネタの用語としてsupercalifragilisticsをしばしば利用している。

日本では、1980年頃、ロックバンドグループのBOØWY が「SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS」という曲をBEAT EMOTION」というアルバムの中で発表した。しかし、終わりから9文字目のスペルが本来とは違い、Rになっている。本来はLである。

2022年10月13日にはJO1が、Super Caliという曲を作り、歌詞にこの単語が出てくる。この曲は再生回数が5000万回に到達する見込みの大ヒット曲。