Roxio Creator
Roxio Creator (ロキシオ クリエーター) とは、米ソニック・ソルーションズが開発、コーレルが販売しているデータ書き込みソフトウェア。画像ファイル、音楽ファイルなどのマルチメディアコンテンツをデータ用DVDに書き込みして、データ用DVDを作成するためのソフト。書き込めるデータファイル形式は、MP3、WMA、WAV、MIDI(ミディ)、JPEG、PNG、mov、Wordファイルなど、幅広い形式の動画ファイル、画像ファイル、音声ファイルが書き込みできる。音楽ファイルは、一般的にはMP3のみ使用する。ホームには、「データディスクを書き込む」「ディスクを消去」「ディスクをコピー」「ディスクイメージを書き込む」といった、多彩な機能を持っている。
データ用DVDは、中には、テレビ番組、地デジ放送番組をDVDに録画できる方式のCPRM対応のものもある。
「データディスクを書き込む」のモードは、データをDVD-R[RW]にバックアップして保存する機能のことである。オプションのウィンドウがあり、オプションは、「書き込みオプション設定」の機能であり、「ドライブ速度」と「書き込み速度」の2つの設定がある。ドライブ速度は、DVD-Rは「最大、8.0x、最低で4.0x」の3段階、DVD-RWは「最大、最低で2.0x」の2段階ある。書き込み速度は、「最速、検証無し、エラー訂正無し」「安全度最高、データ検証、速度が低下」の2段階ある。データをDVD-RWに書き込む場合、DVD-RWでは、レーザー反射率は18％～30％で、ギリギリ低いため、書き込みオプション設定で、書き込み速度をデフォルトの「最速、検証無し、エラー訂正無し」、ドライブ速度をデフォルトの「最大」の状態だと、書き込みが安定しなくなり、データの読み取りが一部エラーになったりすることもあるので、DVD-RWの書き込みを正常に行うには、書き込み速度は「安全度最高、データ検証、速度が低下」にして、ドライブ速度は一番低い「2.0x」にしなければならない。データをDVDに書き込み後、警告音が鳴り、警告音の音色は、周波数787Hzのビブラフォンの音である。
ファイル名をDVDに書き込むとき、ファイル名の文字数は最大106文字が限界である。
データファイルをDVD-R[RW]に書き込みするときは、コンセントを繋いだ状態が必須でなければならない。もし、コンセントを繋いでいない状態で書き込みを行うと、バッテリー不足により、システムがスリープしたりシャットダウンされ、書き込みが途中で止まったままになる恐れがあるかもしれないからである。なお、これはデータ用DVDに限らず、Windows Media PlayerのオーディオCDへの書き込みの際も同様である。それは、ディスクに書き込み中はパソコンの消費電力が大きくなるからである。