RGBY

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RGBY(アールジービーワイ)とは、RGBから派生したもので、光の3原色RGB(赤・緑・青)にY(黄色)を加えた、四原色による加法混合の一種である。RGBにBの反転色であるYを加えて色を表現している。可視光線・波長の原色・一次色、合成混色の原色「1色目=赤、2色目=黄色、3色目=緑、4色目=青または群青色」の4色とほぼ一致している。色相の角度では、RGBは、色相0°の赤を基準に色相を3等分し、色相環で正三角形の各頂点に当たる120°ずつの等間隔で並び、Yを加えると、色相0°~120°の範囲が2等分され、色相0°~120°の範囲に色相を6等分したものが入り、RGBYは、色相の角度では、それぞれ0°、60°、120°、240°となる。色相を6等分したものからできる黄色は、色相60°、レモン色っぽい黄色をしている。ただし、「赤、黄色、緑、青」の4色は、色相間隔は一部分が偏っていて、等間隔ではないので要注意。RGBで、赤と緑を1:1で混合すると、レモン色っぽい黄色になる。

RGBのままでは、赤と緑を比率の割合で混色した結果、作られる山吹色(オレンジがかった黄色)のような黄色系統や、ターコイズブルー(シアン)が、綺麗に再現しにくいため、黄色の成分を追加することで、黄色系統やオレンジ、特に山吹色(オレンジがかった黄色、ゴールデンイエロー)の表現力が上がり、更にシアンの表現力も上げ、色を豊かに・鮮やかに再現する範囲・効果が拡大・拡張し、ピクセルもRGBの1.3倍に増えている。黄色系統は、黄色の他には、主に、オレンジ寄りの黄色、金色である。

画像のサンプルを上げるなら、ひまわり、サクソフォン、オレンジ、マンゴーの写真を使用。

白を作り出すには3原色ではRGBの3つの画素で出来上がるが、黄色を加えた4原色では、黄色と反転色同士の青でも白が作れるということになる。

関連項目[編集]