RAP (バンド)

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RAPとは、1980年代の日本で活躍した、女性だけのハードパンクバンド。1984年結成、1988年解散。

メンバーはROUGE(ルージュ)ニシキ、MISA カホリ。特にVoのルージュは全曲の作曲、作詞、コンセプトを行う。

音楽自体は非常に多面的で、それゆえ、現在・過去・未来と例えた形でその多面的な面を強調。ハードパンク、民族音楽、POP、ロックンロール、ニューウェーブなど様々な要素を取り入れている。アルバム『HYSTERIA』の完成度は現在もインディーズ史上に残る名作である。新宿ロフトや渋谷屋根裏などを中心にハードコアバンドなどとGIGを行った。また、地方へのツアーも精力的に行っており、公式記録にないライブも数多い。

PUNK雑誌、「DOLL」主宰のレーベル、シティー・ロッカー・レコードからリザードのモモヨのプロデュースで4枚の作品を残すがプロデューサーが同じだけで当時、ZELDAなどと比べられたが今でいうゴスロリ風ファッションと裏腹に、歌詞は非常に社会的でROUGE自ら反原発運動、脳死問題、動物愛護などの活動、啓蒙なども行う。そういう面では本来の意味でのパンクロッカーとも言える。[1]

解散後も、根強い熱狂的なファンが幾つものファンサイトやブログを立ち上げ再発運動を行っているが、レーベル自体が消滅したため暗礁に乗り上げている。

脚注[編集]

  1. RAP Official Fan Site - RAP公認ファンサイト”. rap.s206.xrea.com. 2019年8月20日確認。

外部リンク[編集]