pop'n music

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

pop'n music(ポップンミュージック)とは、コナミによって開発され、BEMANIシリーズ第2作として稼働・発売されているアーケード作品及び家庭用作品である。アーケード作品は現在27作目に達している。

概要[編集]

主にゲームセンターなどでコア層の間で普及していた音楽ゲームであるbeatmaniaシリーズだが、これを子供連れや中高生などのライト層を始めとしたユーザーに普及させるために登場したのが本作である。ゲーム内容やデザインはbeatmaniaとは相対的に一貫して「ポップ」な雰囲気であり、楽曲にもそれが表れている。現在でも他のBEMANIシリーズからの楽曲移植や、本作から他のBEMANIシリーズへの楽曲移植が多い。

操作形式は5つの小さい鍵盤、1つのターンテーブルを使って操作するbeatmaniaとは打って変わって、上段に4つ、下段に5つ、合計9つあるカラフルな大きいボタンを使ってプレイする形式となっている。画面上から出現する「ポップ君」と呼ばれるノーツが画面下部の赤い線に触れた際に対応する色のボタンを押す。タイミングが良ければ画面下部の「グルーヴゲージ」が上昇していき、タイミングが悪いと減少していく。曲終了時にグルーヴゲージがオレンジ色のクリアラインに達していれば楽曲クリアとなる。

過去のバージョンでは、操作盤の中心辺りの5つのボタンのみを使うモードなどがあり、現在のプレイ形式である9つのボタンを使うモードは2人以上の多人数プレイを想定したものだったが、アーケード21作目の『pop'n music Sunny Park』で9ボタン以外のモードが廃止された。

コンシューマー機ではPlayStationドリームキャストPlayStation 2、携帯機ではゲームボーイカラーPlayStation Portableにて登場している。パソコンでもWindows 10Windows 11向けに『pop'n music lively』が登場している。据え置き機やPC向けのものはアーケードのコントローラーを模した専用コントローラーで操作する形式となっているが、専用コントローラーを使わなくてもプレイする事は可能。

関連項目[編集]