Nゲージレイアウトプラン集 (1978)
Nゲージレイアウトプラン集 (1978)はKATOこと関水金属が1978年に販売していたレイアウトプラン集である。
内容[編集]
推薦の言葉を早稲田大学理工学部機械工学科の教授である松浦佑次が述べている。
序盤は鉄道模型の仕組みと線路について述べられている。特に電動ポイントは力を入れデュアルキャブコントロールについて述べられている。
リバースでの電気配線に関して1ページを費やしている。電磁アンカプラーや自動信号装置の説明もある。
建築限界や立体交差について語られた後、台枠、線路の敷き方、電気配線と続いて、操作盤や試運転についての説明がある。
シーナリィーである地形や建造物に関する細かい説明があり、山や川や池、畑や草原、道路。建物や樹木について語られている。
この当時KATOはストラクチャーがなかったので大分洋風の趣がある街並みとなっている。
いよいよレイアウトプランの登場である。
レイアウトプランが終わると高度なテクニックの紹介とレイアウトの写真、参考文献をならべてお終いである。
レイアウトプラン[編集]
- 900×600
1.エンドレスのみ
2.エンドレスに引込線2本
3.複線エンドレスに引込線2本 エンドレスは入れ替えあり
4.立体交差に引込線2本
5.エンドレスに引込線2本
6.片側複線エンドレスに引込線2本。プラン5とジョイント可能
7.ポイントトゥポイントの立体交差。引込線がありプラン5とジョイント可能
- 1200×900
8.エンドレスに片側複線。引込線あり。臨港鉄道風。
9.エンドレスに側線あり。引込線4つ。工場風。電磁アンカプラー推奨。
10.立体交差のエンドレスに駅二つ。
- 1800×600
11.引込線一つのエンドレス。五両編成が可能。
12.複線エンドレス。引込線3つ。
13.立体交差有り。引込線2つ。
14.複線エンドレス、立体交差。引込線5本。立体交差の上部分にホーム有り。
15.ポイントトゥポイント。引込線多数。電磁アンカプラー推奨。
- 1500×900
16.終着駅と立体交差。基本的にはエンドレスに支線2つ。引込線多数。
- 1800×900
17.複線エンドレス。自動信号装置推奨。
18.勾配の多いレイアウト。線路は12m、てっぺんは17㎝。引込線2本。
19.山岳レイアウト。引込線5本。2列車運転推奨。立体交差有り。
20.引込線2本のゆったりとしたレイアウト。線路は10m。
21.リバースが立体交差してるレイアウト。引込線は8本。中央に巨大駅を設置できる。電磁アンカプラー推奨。
- 2100×1200
22.複線エンドレス+リバース2つ。上下線で追い越し可能。大量編成の列車を2列車運転で楽しめるゴージャスなレイアウトだ。引込線10本超。
おまけ[編集]
建築限界ゲージがついている。切り抜いて使える。