LANC端子

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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LANC端子(ランク端子)とは、ソニー製をはじめとする多くのビデオカメラに搭載される端子のひとつで、カメラのズームやフォーカス、録画開始・終了を、リモコンで行うためのもの。見た目は一般的なイヤホン等のケーブルに似ている(2.5mmΦのステレオケーブルが使われることが多いらしい)。シリアルインターフェースのひとつで、Sonyが開発したもの。詳細な仕様は伏せられているが、信号は一部解析されており、他社製のLANCリモコンも販売されている。

三脚のパン棒に内蔵されていたり、そこに取り付ける形でリモコンがある。そこからカメラに専用のケーブルでつなぎ、信号のやりとりをすることができる。これにより、ズームイン・アウトやフォーカスの調整、録画開始終了など様々な機能をカメラ本体に触らずに操作できる。よって、録画中のズームでブレたりすることがなくなる。