IEEE規格

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IEEE規格とは、その名の通りIEEE(米国電気電子学会)が標準化した規格である。IEEE 1394のような有線による通信のほか、IEEE 754のような浮動小数点の演算に関する規格、IEEE 802のようなLANに関する規格など様々な規格が制定されている。

概要[編集]

IEEEの内部組織であるIEEE Stndards Association(IEEE-SA)により標準化された規格であり、制定された規格は「IEEE XXX(Xは数字)」というような名称で呼ばれる。IEEE-SAは国際標準化機構ではなく、標準化された規格は国際標準規格ではないものの、ISOなどの国際規格にそのまま採用されることがあるほど影響力や知名度が高い規格である。

プログラミングにおけるIEEE[編集]

C言語にはunsigned(符号なし)という予約語があったが、JavaはIEEEに準拠しているため、「正の整数(非負の整数)」という概念がない。このため、C から Java に移行したプログラマにはいろいろと困惑がある。

Java では、単精度整数(int)・倍精度整数(long)・単精度実数(real)・倍精度実数(double)が一般的に使われる。いわゆる数値演算コプロセッサもこれに対応しており、実用上はこの範囲において充分であるため、数値演算パッケージはこの範囲に対応するようにできている。

https://rnavi.ndl.go.jp/jp/patents/ieee.html なども参照のこと。

関連項目[編集]