GPS型認知症徘徊感知機器
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GPS型認知症徘徊感知機器(ジーピーエスがたにんちしょうはいかいかんちきき)は、認知症罹患者の徘徊を感知する機器。
介護保険制度を利用した福祉用具貸与では、GPS機器の全体が適応されるわけではなく、現在、介護保険機能部分については適応が開始されている自治体がある。
元々、介護保険制度の福祉用具貸与では「要介護者等が屋外へ出ようとしたときにセンサーにより感知し、家族や隣人、知人へ通報するもの」が対象となっている。そのため、徘徊感知機器の要件を満たす一部のものであれば、GPS機能付きのものでも介護保険が適応になる可能性がある。
適応可能な機器については、福祉用具事業所へ問い合わせるか、ケアマネジャーへ相談するとよい。近年では、外出時にGPS機器の携帯を忘れないようにするため、各メーカーが工夫しており、普段使用している靴や杖・自転車等に装着できる便利なものもできている。
通常は初期費用や月額料金等も含め、20000円以上費用がかかる場合も多く、介護保険が適応できれば、月額2000円程でリーズナブルに利用することが可能。