Enpedia:おすすめピックアップ/長文タイトルライトノベル

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ライトノベル界では『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒット以後、長文タイトルが増加した。

タイトルを読むだけであらすじ・設定が分かりやすく、読者の興味を惹きやすいメリットがある反面、反感も受けやすい。

評論家の東浩紀は、設定説明的なタイトルの付け方が2ちゃんねるのスレッドタイトル(の釣り方)に似ていることを指摘し、ラノベが争う相手はもはや漫画やゲーム作品でなくネット掲示板になっているのではないか、と推測している。

ラノベ以外の小説にも長文タイトルの例は見られる。中には、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』といったミリオンセラー作品もあり、長文タイトルがそれなりに広まっている。小説以外でも、元々多かった美少女ゲーム系だけでなく、漫画作品などに長文タイトルが増えてきている。……