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Crazy bus

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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Crazy bus
ジャンル 二次元横スクロール、ドライブシミュレータ
対応機種 メガドライブ
開発元 Devster
発売元 Tom scripts
販売元 Tom scripts
プログラマ tomman, DevSter, Mairtrus, theelf
発売日 2004年
エンジン BasiEgaXorz BASIC compiler
対応言語 ベネズエラ語

Crazy bus[1] とは、ベネズエラのデベロッパーDevsterによって製作、TomScpriptsによって2004年に販売されたメガドライブ用ソフトウェアである、ジャンルはスクロールゲーム。ゲーム内容からいわゆるクソゲーとして知られているタイトルである。

概要 [2][編集]

このゲームは元々発売を予定したものではなく、当時メガドライブのコンパイラーの提供を主にやっていたDevsterがコンパイラーのチェックテスト用に開発したものであった、その後数年にわたりいくつかのリビジョンが配布され、そして最終リビジョンの際に著作権を放棄した、その際パブリックドメインの適用とパブリックライセンスの適用を認める趣旨の発言をソースコードに記したため。このソフトは一ゲームソフトとしてTom scriptsから市場に出回ることとなった。なお現在このソフトはgithubにて無償で入手することができる。[3] 

音楽[編集]

このゲームの音楽はすべて一定のテンポに合わせて乱数で音を鳴らしている。すなわちテンポやリズムはあるが、明確な音色のようなものがないということである。この仕様のせいか不協和音が鳴ることがよくあり、一部のゲームマニアからは非常に不評である。ちなみにこの生成器もgithubにて入手することができる。[4]

ゲーム内容[編集]

ゲーム内容はスーパーマリオブラザーズなどと同じ横スクロールゲームである、ゲームシステムは任意のバスを一台選び(コースは選べない)、それを左から右に走らせるという非常に単純なものである。またこのゲームにクリアという概念はなく、画面を横断しきるとまた左からバスが出てきて右に向かって再び走らせられる。

余談[編集]

このゲームには日本版のパッケージが存在しており、攻略本もある(コミックマーケット'89にて配布された同人誌)。しかし、ROMの言語はベネズエラ語のままであり、当然内部のゲーム内容は何も変わっていない。

出典[編集]

  1. DevSter - Welcome, Corpsicles!”. web.archive.org (2017年9月19日). 2024年8月12日確認。
  2. AnTytle Gaming World (2021-12-31), 【メガドライブ】全てのゲームに謝れ!「クレイジーバス」の虚無と誤解, https://www.youtube.com/watch?v=zaKpkzTjZVY 2024年8月12日閲覧。 
  3. Matthews, A. P. (2022-05-31), analoq/crazybus, https://github.com/analoq/crazybus 2024年8月12日閲覧。 
  4. Matthews, A. P. (2022-05-31), analoq/crazybus, https://github.com/analoq/crazybus 2024年8月12日閲覧。 

[1]

  1. Eidolon's Inn : CrazyBus”. web.archive.org (2014年7月2日). 2024年8月12日確認。