Cフラップ
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Cフラップ(しー -)とは、野球用品の一種。
概要[編集]
ヘルメットのイヤー部分下部にボルトで固定して取り付ける、いわゆる"フェイスガード"である。
Cフラップが本格的に普及し始めるきっかけになったのは2014年のMLB。当時マイアミ・マーリンズに所属していたジャンカルロ・スタントンが、9月11日のミルウォーキー・ブルワーズ戦にて、相手投手のマイク・ファイヤーズの投球が顔面に直撃するという事故が発生した。すぐに救急搬送され、「顔面の複雑骨折」と診断された。
その後スタントンは、自身のヘルメットにCフラップの前身ともいえるスケルトン状のフェイスガードを着用して試合に出場するようになり、その後も継続して様々な改良がなされ、投手側の顔を覆う現在のスタイルに至っている。
実は、Cフラップが流行する以前の日本プロ野球界でもCフラップに似たフェイスガードを着用していた事例があり、代表的な事例は秋山幸二、フリオ・フランコ等が顔面に怪我を負った際に、頭部死球の一時的な措置として使用していた。
現在のプロ野球界では使用選手が多く、代表的な選手は丸佳浩、柳田悠岐(既に取り外し済)、大田泰示等。セントラルリーグの読売ジャイアンツではピッチャーのヘルメット全てにCフラップを取り付けた事例があるなど、徐々に球界に浸透しつつある。
また、第94回選抜高等学校野球大会より、一部制限付きではあるもののCフラップの着用が正式に認められた。大会第一日目・第一試合の浦和学院-大分舞鶴の試合でも早速着用する選手が多く見られた。
使用することによる利点[編集]
- デッドボールによる怪我のリスクの低減
- 視界が狭まる事により、より集中して投手と対峙できる
- なんかおしゃれ[Joke]