10進法
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10進法は、10を底とする位取り記数法である。私たちがその特性上よく使用する進法であり、10進法で表された数は「10進数」と呼ばれる。
計算例[編集]
加法では:
- 1+0=1
- 0+1=1
- 0+0=0
乗法では:
- 0*0=0
- 0*1=0
- 1*0=0
- 1*1=1
そう、もう気づいただろう。この記事は底がいくつでも成立するのだ。地球人が主に使用する進法については十進法、コンピュータが主に使用する進法については二進法、地球人がコンピュータを扱う際に橋渡しとして用いる進法については十六進法を参照してほしい。
10進法の10は何進法なのか問題[編集]
このように「10進法」と表記すると10は何進法なのかわからないという問題が生じるため、「二進法」「十進法」「十六進法」のように漢数字での表記がよく用いられる。例えば八進法で表した「20」は十六、十六進法で表した「20」は三十二、のように区別できる。しかし、十六進法で表した「20」を「20(16)」や「(20)16」などと表記することもある。このとき右下の小数字は算用数字で書くため、標記の問題が生じる。
さらに言えば、「漢数字はいかなる場合でも十進法で解釈する」というのは慣例でしかないため、漢字6文字(例えば「甲乙丙丁戊己」など)を追加してしまえば漢数字により十六進数を表記できる。つまり、この問題を完全に回避できるわけではないのが実態である。