/e/OSのプリインストールアプリ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

/e/OSのプリインストールアプリでは、/e/OSにおいてプリインストールされているアプリについて解説する。なお、以下のアプリは特に明記がない場合は、自由/オープンソースである。[1]

アプリ[編集]

Webブラウザ[編集]

/e/OSにプリインストールされたブラウザである。/e/OS独自設定が適用されたCromite(Bromiteのフォーク)である。[1][2]

独自設定[編集]

独自設定は次のようになっている。[2]

既定では無効
自動入力
非同期DNS
既定では有効
Do Not Track
カスタムタブ
検索候補
事前設定された検索エンジン
DuckDuckGo
DuckDuckGo Lite
Qwant
Spot(SearXNGのインスタンス)
Mojeek

カメラ[編集]

/e/OSにプリインストールされたカメラアプリである。OpenCameraからフォークされた。[1]

マップ[編集]

  • /e/OSにプリインストールされたプロプライエタリのマップアプリである。自由/オープンソースOsmAndなどではなく、どういうわけかプロプライエタリのマップアプリケーションであるMagic Earthが使用されている。[1][3]
  • MagicEarth のチームは、「ユーザー データを漏洩する外部 API が存在しない」や「必要な情報[注 1]のみをユーザーからサーバーに送信するため、最小限の情報が送信される」などと主張しているが、「外部 API が存在しない」[3]については、外部APIを使用せずに、サーバー側で収集したデータを外部に送信するなどのことは可能であるなどの問題があるほか、ページにあるリンク先のpdfを指していると思われる「必要な情報」からも、プライバシーの点で問題があることが分かる。詳細は、#どのようなデータを送信しているかを参照。
  • また、プロプライエタリであるため、プライバシー侵害機能やスパイウェア機能、バックドアなどが含まれていないことを確認するために、ソースを外部の者が監査することができないという問題がある。
  • なお、プライバシー重視を主張するマーケティングは、Appleなども行っており、例えばAppleの場合はPRISMへの参加をはじめとするプライバシーを侵害する行為を繰り返しているにもかかわらず、[4][5][6][7][8][9]プライバシーを重視しているように誤解されるようなことが多くある。
  • なお、Magic Earthについては「ビジネスパートナー向けに有料の Magic Earth SDKを用意しているため」今後もオープンソース化するつもりはないとのことであり、[10]/e/財団のいずれオープンソースになるだろうという期待は誤っていると思われる。[3]
どのようなデータを送信しているか[編集]

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

  • なお、Magic Earthは、[1]において、「どのようなデータを送信しているか」のpdfを公開しており、そこからのプライバシーの点で問題があることが分かる。以下が当該pdfから分かる公開されている問題である。プロプライエタリであるため、問題がこれらのみであることを外部の者が検証する手段はない。
  1. そこでは、IPアドレスを「デバッグ」や「統計」、「不正検出」を口実として収集していること
  2. セッションや言語などが一意のUUIDに紐付けられること
  3. AppleあるいはGoogleのプッシュトークンの使用

App Lounge[編集]

詳細は[2]を参照。
App Loungeは、/e/OS 内にプリインストールされたアプリストアである。/e/OSでのみ使用することができる。
App Loungeには、プライバシー、アプリによって要求された権限、およびトラッカーの存在が数値化されて表示され、[11][12]Google Playでインストールできるアプリケーションの殆どがAPIによりインストール可能となっている。(そのため、Googleのアプリケーションさえも含まれる。)[11][12][注 2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ページにあるリンク先のpdfに含まれる「どのようなデータが送信されるデータであるか」についての情報を指していると思われる
  2. App LoungeのシステムはAurora Storeに類似している。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]