黄蘗色

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黄蘗色
16進数表記#f7fb44
RGB (247, 251, 68)
HSV (61°, 73%, 98%)
HSL (61°, 73%, 98%)
HWB (61°, 27%, 2%)
XYZ (74, 89, 19)
Lab L:95.66 a:-21.53 b:81.17
黄蘗色(JIS慣用色名)
16進数表記#d9cb65
RGB (217, 203, 101)
HSV (53°, 53%, 85%)
HSL (53°, 53%, 85%)
HWB (53°, 40%, 15%)
XYZ (52, 58, 21)
Lab L:80.96 a:-8.17 b:51.95

黄蘗色(きはだいろ)とは、この色。ミカン科のキハダの樹皮の内皮を使った染料に由来する、やや緑がかった明るい黄色。色相では、レモン色や、ウェブカラーの黄色(#FFFF00)よりもわずかに緑がかっていて、色相名は「黄緑寄りの黄色」である。「黄檗色」とも書かれる。見た目は蛍光色の黄色に近い。あえていうなら「黄色」と「明るい黄緑」の中間に当たる色。より緑みを含んだ明るい黄色をいう。黄色系の色の一つ。黄蘗の樹皮をめくった内側(内皮、内樹皮)の色である。樹皮が染料・染材となる。樹皮の内側が黄色いことに由来する。キハダの内皮の煎汁と灰汁で染める。黄蘗の樹皮は生薬にも使われる。
「黄蘗」は英語では「amur corktree」、「黄蘗の皮」の英語表記は「amur corktree bark」。
緑がかった青に染まるものである藍色の染料と掛け合わせることによって緑色の染料を得るのに適している。藍と黄蘗の2つの染料を重ね合わせて緑の染料が作られる。緑の染料は、下地を藍染またはシアンに染め、上から黄色の染料の黄蘗を弾き染めした染色になる。

「きはだいろ」の「きはだ」の漢字表記を、「黄檗」と書くと、京都府宇治市の地名「黄檗(おうばく)」と混同されるので、色の表記は、正しくは「黄蘗色」である。


  • CMYK値:5, 0, 72, 0
  • RGB値:247, 251, 68

背景色・文字色の使用[編集]

span styleで背景色の変更
  • <span style="background-color:#F7FB44;”>背景色は黄蘗色</span>背景色は黄蘗色と表示される
文字色の変更
  • <span style="color:#F7FB44">'''文字色は黄蘗色'''</span>文字色は黄蘗色と表示される
背景色と文字色の組み合わせの変更
  • <span style="color:#F7FB44;background-color:#000000;">'''背景色は黒×文字色は黄蘗色'''</span>背景色は黒×文字色は黄蘗色と表示される

関連項目[編集]